コンタクトレンズはどのように作られているのでしょうか。
一概にコンタクトレンズといってもいろいろな製法があるんです。
凹型の鋳型に原材料を流し、凸型に合わせレンズをつくる方法。
液状の原材料を回転する型の中に流しこみ、遠心力を利用してレンズに仕上げる方法。
原材料を棒状に加工し、内外面を切削、研磨してレンズ形状に仕上げる方法。
ではここで、レースカット製法でハードコンタクトができるまでをご覧いただきましょう!
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液体状の原料を加工し、プラスチックの棒状に固めます。
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棒状の素材を切断して、コンタクトレンズに削る前の状態「ボタン形状」にします。
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目に触れる面を削ります。
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コンタクトレンズの凸面を削ります。
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コンタクトレンズの凸面をなめらかになるように磨きます。
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完成です!
コンタクトレンズには大きく分けるとソフトレンズやハードレンズの種類がありますが、素材もさまざま。
次のページ【素材】では、コンタクトレンズの素材についてご説明します。
- ●コンタクトレンズご使用の前には、必ず添付文書をよく読み、表現や内容でわからないところがあれば必ず眼科医に相談し、よく確認してからご使用ください。
- ●添付文書は大切に保管してください。
コンタクトレンズは眼に直接のせて使用するものです。
コンタクトレンズの取扱い方法を誤ると、角膜潰瘍などの重い眼障害につながることがあります。
また、治療せずにそれを放置すると失明してしまうこともあります。
コンタクトレンズを安全に使用するために、添付文書をよく読み眼科医の指示に従い正しい取扱い方法を守ってください。
- ●装用時間を正しく守ること。
- ●取扱い方法を守り正しく使用すること。
- ●定期検査は必ず受けること。
- ●装用前にはコンタクトレンズに異常がないか確認をして、異常のある時には装用しないでください。
- ●少しでも異常を感じたら、直ちに眼科医の検査を受けること。