# コンタクト基礎知識
コンタクトレンズの適切な定期検診頻度とは?受診する理由や持ち物をご紹介
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公開日│2023.03.29

コンタクトレンズをご使用の方は、定期的に検査を受ける必要があることをご存知ですか?購入前に眼科を受診することは知っていても、定期検診の必要性までは意識したことが無い方も多いのではないでしょうか?
今回は、コンタクトレンズを使用する際に定期検診が必要な理由や、その頻度についてご紹介します。費用の目安や必要な持ち物もご案内しますので、ぜひ参考にしてみてください。
コンタクトレンズ使用者の定期検診はなぜ必要なの?

コンタクトレンズを購入する際は、ご自身の目がコンタクトレンズを使用できる状態かどうかを確認するために、眼科医の診察により処方(指示書等)を受ける必要があります。すでにコンタクトレンズを利用されている方はご存知の方が多いのではないでしょうか。
その一方で、定期検診については「コンタクトを買う予定もないし、目の調子も特に気になることがないのに、眼科を受診するのは面倒くさい......」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。そんな方のために、なぜ定期検診を受ける必要があるのか、その理由を3つ挙げて解説します。
目のトラブルの早期発見ができる
コンタクトレンズを装用中に目がゴロゴロするなどの症状があれば、レンズや目に何か問題がある可能性に自ずと気付かれると思いますが、実は眼障害のほとんどは初期症状がありません。そのため、はっきりとした症状が出る頃にはすでに病状が進んでしまっていた、なんてこともあり得ます。
自覚症状がないうちに目のトラブルを早期発見するためにも、定期検診は欠かせません。無意識に目に負担がかかる使い方をしている場合もあるので、特に異常がなくても眼科医による検査を定期的に受けましょう。
見え方の変化を確認できる
目が見えにくい原因として考えられるのは、目のトラブル以外だと近視・遠視・乱視・老視などが挙げられます。こうした見え方は加齢や生活環境によって変化するので、いつの間にか使用しているコンタクトレンズがご自身の目に合わなくなっていることも。
また、ソフトコンタクトレンズやハードコンタクトレンズなど長期使用レンズは使い続けられる期間に個人差があるので、定期検診でレンズの状態を確認するのがおすすめです。
気になることを相談できる
コンタクトレンズを使っていて、目がよく乾くなど、ちょっとした違和感を覚えたことはありませんか?定期検診はこうした違和感を眼科医に相談するチャンスです。目のトラブルの早期発見につながることもありますので、安心してコンタクトを使用し続けるためにも計画的に眼科を受診し、積極的に相談しましょう。
また、コンタクトレンズに関する悩みや疑問は、アイシティの店舗でスタッフにもご相談いただけます。お気軽にお立ち寄りください。
コンタクトレンズ使用者の定期検診頻度って?

定期検診に通う頻度に明確な決まりはないのですが、目のトラブルの早期発見につなげるには間隔が空き過ぎない方が安心です。ここではおすすめの定期検診の頻度や、受診を判断する目安をご紹介します。
定期検診は3か月ごとが一般的
コンタクトレンズの定期検診は、一般的には3か月ごとが目安と言われています。特に目に問題がなかったとしても、3か月に一度の受診を心掛けましょう。
ただし、眼科や目の状態によっては、購入後にしばらくしてから目に異常がないか受診するよう指示を受けるケースもあります。そうした指示があった場合は眼科医の指示に従ってください。
症状がある場合は定期検診以外でも受診を
コンタクトレンズ装用中に異常を感じた場合はすぐにコンタクトレンズの使用をやめて、すぐに眼科を受診してください。痛みやかゆみ、充血、目やには、目のトラブルのサインかもしれません。症状が軽い場合でも念のため眼科にかかることを推奨します。
また、コンタクトレンズを付けると目がゴロゴロするなどの違和感がある際も、コンタクトレンズの使用をやめて眼科を受診してください。コンタクトレンズに傷が付いていたり欠けていたりする恐れがあるので、レンズはすぐに外しましょう。受診時は外したコンタクトレンズを持参すると良いでしょう。
コンタクトレンズ使用者の定期検診を受けるための準備って?

初めて定期検診を受ける方は、費用や持ち物なども気になりますよね。ここでは、定期検診の費用の目安と必要な持ち物をご紹介します。
費用の目安は1,000円以内
定期検診の費用は検査内容で変化するため、正確な金額は分かりませんが、診察だけなら1,000円以内が目安といわれています。保険診療の場合なので、受診する際は健康保険証を忘れずに持参しましょう。
なお、目の状態によっては治療や薬の処方が必要で、その分の費用が追加されることもあるようです。
定期検診を受けるときの持ち物は?
定期検診を受診する際は、現金(他の支払い方法があるならクレジットカードやスマホ)と健康保険証、もし眼鏡を使用されている場合は眼鏡も持参しましょう。
眼鏡は、検査の内容や診察の結果によってコンタクトレンズを付けて帰れない場合に必要になります。検査の合間にコンタクトレンズを外す時間があっても、眼鏡があれば周りが見えなくて困る心配がありません。
また、コンタクトレンズの処方(指示書等)を受けた眼科とは別の眼科を受診する場合、使っているコンタクトレンズの製品名や度数が分かるようにパッケージを持参するとスムーズです。
コンタクトレンズを購入する際は品ぞろえが豊富な専門店へ!

コンタクトレンズのご購入を検討されている場合は、ぜひコンタクトレンズ専門店のアイシティにお立ち寄りください。専門知識が豊富なスタッフがコンタクトデビュー前のお悩み相談やお客様にぴったりのレンズ選びをサポートさせていただきます。ここでは、コンタクトご購入までの流れをご説明します。
まずはアイシティに相談
まず眼科を受診する前に、コンタクトレンズ専門店のアイシティの店舗へお越しください。さまざまなメーカーやレンズの種類など複数の商品を幅広く扱っており、在庫を豊富に取りそろえておりますので、ほとんどの商品が当日お受け取り可能です。
どの商品を選ぶべきか分からない場合などは、専門知識を持った我々「瞳のプロフェッショナル」が、お客様に合った商品選びをサポートいたします。お気軽にお声がけください。
なお、初めてアイシティをご利用される方は事前に「らくらくWeb登録」をしておくと、店頭で登録申込書を記入する手間が省ける他、コンタクトレンズやケア用品がお得に買える割引も利用できます。詳しくは下記ページから最新情報をご覧ください。
処方(指示書等)の受け取り
商品を選んだ後は、眼科を受診して処方(指示書等)を受け取りましょう。目の状態は個人差があるので、眼科で検査を受けて希望のコンタクトレンズを使えるか診断してもらいましょう。診断結果によっては、選んだ商品が使えないこともありますので、ご留意ください。
コンタクトレンズを購入
無事、眼科医の処方(指示書等)を受けられる場合、コンタクトレンズの正しい使い方の指導があります。初めての方は付け外しの練習も必要です。
自分の目に合ったレンズを購入できたら、いよいよコンタクトデビューです。アイシティで自分にぴったり合うコンタクトレンズを見つけて、快適なコンタクトライフをお送りください。
まとめ

コンタクトレンズは高度管理医療機器です。使い方を間違えると思わぬトラブルを招くことも。今回のお話のポイントをおさらいしましょう。
1.使い始めるときだけでなく、使っている間も眼科医の定期検診を受けて目の健康状態を確認しましょう。定期検診頻度は3か月に一度が目安ですが、違和感があればすぐに受診してください。
2.定期検診では現金、健康保険証の他に、眼鏡や現在使っているコンタクトレンズのパッケージを持参するとスムーズです。
3.初めてのコンタクトレンズ選びに悩んでいる方や、いつもと違うコンタクトを試してみたい方は、ぜひ最寄りのアイシティの店舗へ足をお運びください。「瞳のプロフェッショナル」が眼科受診前に疑問やお悩みを解決し、スムーズなコンタクトデビューをサポートします。
定期的に眼科を受診して、安心できるコンタクトライフを送りましょう。