# コンタクト基礎知識
コンタクトレンズには裏表がある!レンズの形状や見分け方をご紹介
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公開日│2023.04.27

コンタクトを使うときに「レンズのどちらが裏で、どちらが表なの?」と迷うときもあるのではないでしょうか。レンズには正しい向きがあり、裏表を見分ける必要があります。
この記事では、コンタクトレンズの形状の特徴や裏表や左右を見分ける方法を紹介します。コンタクトレンズを使い始める前に不安や疑問を解消することで、スムーズなコンタクトデビューをめざしましょう。
コンタクトレンズには裏表がある

コンタクトレンズには裏表があり、正しい向きで装用します。コンタクトレンズが初めての方は、透明なレンズの裏表を見分けられるか不安ですよね。裏表の判断は難しくありませんが、確認を怠ると向きを間違えることも。裏表の確認が必要な理由はレンズの形状にあります。
レンズは丸みがある
コンタクトレンズはお椀のようにカーブを描く形状で、多くの場合、エッジと呼ばれる縁は丸く仕上げられています。正しい向きで見ると、レンズの縁が内側に巻き込んでいる形状です。
コンタクトの丸みを表す数値には、ベースカーブ(BC)とフロントカーブ(FC)があります。ベースカーブは、目に直接触れるレンズの内側のカーブで、特にハードレンズは個々の目の丸みに合わせて数値が細かく設定されています。
フロントカーブは、目に直接触れない外側のカーブです。ベースカーブや屈折率から数値が算出されます。例えば、近視用レンズならフロントカーブはベースカーブよりゆるやかに、遠視用レンズはベースカーブより角度がついたカーブです。
ベースカーブと角膜が合っていることが大切
コンタクトレンズは、ベースカーブが目の形状に合ったものを使う必要があるため、眼科の処方(指示書等)を受けてレンズを購入します。家族や友人でもレンズの貸し借りができないのはもちろん、レンズのデータが同じ製品でも処方されたレンズ以外は使用できません。
レンズの裏表が間違っている場合も目の形状に合わないため、必ず正しい向きを確認して使用することが大切です。コンタクトレンズは涙の表面張力で落ちない仕組みなので、カーブが合っていないと外れることがあります。
コンタクトレンズの裏表や左右を確認して使おう

コンタクトレンズを使用するときは、裏表だけでなく左右の確認も欠かせません。見分けられないときは眼科や購入した店舗に相談し、異常を感じたときは速やかに眼科を受診することが大切です。ここでは、コンタクトレンズの裏表や左右の向きの確認方法を紹介します。
裏表が分からなくなったとき
レンズの裏表の見分け方は2つあります。ひとつ目はレンズに書かれたマークで確認する方法です。レンズを指先にのせて内側から見たとき、マークの文字が正しく読めれば問題ありません。文字が左右反転していたらレンズの裏表は逆です。
ふたつ目はマークが無い場合にレンズの縁をチェックする方法です。レンズを親指と人差し指で軽く挟んで、レンズの縁が内側へ巻き込んでいれば裏表は正しい状態、わずかでも外側へそり返っていたら逆です。詳しいやり方は眼科での装用練習時や製品の取扱説明書で確認しましょう。
左右が分からなくなったとき
レンズの左右の区別がつかなくなった場合、左右の度数が違う方は両目にレンズを装用して、左右の目を交互に閉じながら見え方を確認します。視界がぼやけるなど見づらいと感じたら、左右が逆である可能性が高いでしょう。コンタクトレンズによっては、左右を区別するマークが記載されている製品もあります。
コンタクトに左右のマークが無い場合や度数差が小さくて見え方の違いが分かりづらいときは、処方を受けた眼科医や購入先に相談しましょう。
コンタクトを使用するときに押さえておきたい3つのポイント

コンタクトを使いはじめたばかりの方やコンタクトデビューを考えている方の中には、コンタクトレンズの裏表の見分け方以外にも様々な疑問をお持ちの方もいるのでは。
コンタクトレンズに関する不安や疑問を解消したいなら、お近くのアイシティの店舗を訪ねてみてはいかがでしょうか。専門知識が豊富なスタッフが悩みを解決し、お客様のスムーズなコンタクトデビューをサポートします。ここでは、コンタクトレンズを使用するときに特に押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
装用方法は眼科医の指示に従おう
コンタクトレンズの購入前は眼科を受診して、自分の目に合っているか検査・診察してもらってから処方(指示書等)を受けます。装用練習もできるので、正しい使い方を覚えることが大切です。
1日のうちコンタクトレンズを装用して過ごせる時間やレンズのお手入れも眼科医の指示に従います。正しい使い方を心掛け、目のトラブルを招かないようにしましょう。
痛みや違和感があるときはすぐにレンズを外そう
コンタクトレンズを付けている最中、目にゴミが入って違和感や痛みがあるときは、目をこすらず速やかにレンズを外すことが大切です。
違和感は目のトラブルにつながる恐れがあるので、少しでも違和感があったらすぐに使用を中止し、眼科を受診してください。
定期検査で目の状態を確認することも大切
コンタクトレンズの扱いに慣れてくると、レンズを目にのせるときにかかる時間が短くなるように、目に関する心配事も気にならなくなる場合があります。
しかし、眼障害は初期の段階は自覚症状がなく、気が付いたときにはすでに病状が進行していることも少なくありません。早期発見するには、眼科の定期検査で目の状態を確認することが大切です。ハードレンズはレンズの汚れやキズも確認してもらいましょう。
デビュー前の疑問はコンタクトレンズ専門店で解決しよう

「コンタクトデビューしたいけれど、不安がある......」という方は、眼科を受診する前にぜひお近くのアイシティの店舗へ足をお運びください。アイシティは全国に300店舗以上を展開しているコンタクトレンズの専門店です。
駅の近くやショッピングモールにあるアクセスしやすい店舗も多いので、気軽に立ち寄れますね。最寄りの店舗を探す際は、こちらのページでご確認いただけます。
相談だけの来店も可能
アイシティではコンタクトレンズに関する疑問や不安のご相談だけでも歓迎しています。ご相談の内容はどんなに些細なことでも構いません。「こんな質問でも良いの?」と心配せずに、お気軽にご来店ください。専門知識が豊富なスタッフがカウンセリングを通じて悩みや疑問にお答えし、お客様のコンタクトライフをサポートします。
また、ご来店の前に「らくらくWeb登録」を済ませていただくと、来店時のご案内がよりスムーズです。Web登録限定のお得な割引やサービスもご用意しています。詳しくは下記ページで最新情報をご確認ください。
ほとんどの商品が当日お受け取り可能
アイシティの店舗では多数の在庫を取りそろえており、ほとんどの場合、その日のうちにご希望のコンタクトレンズが受け取れます。
なお、コンタクトレンズを購入する際は、眼科医の処方(指示書)が必要です。アイシティへのご来店と同じ日に眼科を受診される方は、健康保険証や検査料も忘れずにご用意ください。
まとめ

コンタクトレンズを正しく装用するため、レンズの裏表は必ず確認しましょう。レンズの縁が内側に巻き込んでいればOKです。また、裏表を見分けるマークがレンズに書かれている商品もあるので、見分け方に不安があるときは購入時にご相談ください。
アイシティの店舗では、経験豊富なスタッフがコンタクトに関するお悩みや不安の解決をサポートします。ご相談だけでも歓迎していますので、まずはお気軽にお近くの店舗に足をお運びください。