# コンタクトの悩み・疑問
コンタクトがずれる原因とは?対策や買い替えのポイントも解説
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公開日│2023.06.28

日常生活の中でコンタクトレンズがほとんどずれないなら、使用中のコンタクトレンズは目に合っているといえます。もし、「コンタクトが頻繁にずれる」と感じるなら、コンタクトレンズ自体が目に合っていない可能性や、お手入れ・装用方法が正しくない可能性があるため、確認が必要です。
この記事では、「コンタクトレンズがずれる」と感じる方のために原因と対策を紹介します。困ったときの相談先やお得な買い替え方法も紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
コンタクトがずれる原因とは

コンタクトレンズがずれる原因として、目の状態や装用シーン、扱い方が考えられます。まずは、コンタクトレンズがずれる主な原因を6つ紹介します。
目が乾燥している
目が乾燥すると、コンタクトレンズがずれることがあります。コンタクトレンズは目の表面を覆う涙の上に浮いた状態で、涙液の表面張力でフィットしているためです。
涙液が減って目が乾燥すると、コンタクトレンズがフィットしません。目の乾燥がひどければ、まばたきをするだけでコンタクトレンズがずれることもあるでしょう。
コンタクトのBC(ベースカーブ)が合っていない
コンタクトレンズのBC(ベースカーブ)が目に合っていないこともずれる原因のひとつです。BC(ベースカーブ)とは、レンズの内面のカーブのこと。角膜の曲がり具合は人によって違うため、ご自身の目とBC(ベースカーブ)が合っていない場合、フィットしにくくなります。
ハードコンタクトレンズのBC(ベースカーブ)は、0.05mmごとのサイズ設定が多く、いくつかの種類に分かれています。一方、ソフトコンタクトレンズは柔らかく目にフィットしやすいため、BC(ベースカーブ)の種類は少なく1タイプの商品も珍しくありません。
コンタクトレンズは、角膜のカーブとBC(ベースカーブ)が合っていることが大切です。
目をこすったり、激しくぶつかったりした
涙の上に浮いているコンタクトレンズは、目をこするとまぶたの内側でずれることがあります。特にソフトコンタクトレンズの場合、まぶたの奥で丸まってしまうこともあるため注意しましょう。
また、スポーツの最中に激しくぶつかると、コンタクトレンズがずれたり外れたりすることも。ハードコンタクトレンズのほうが外れやすいといわれているため、バスケットボールのような体が激しくぶつかるスポーツをする際は注意が必要です。
コンタクトの裏表が逆になっている
コンタクトレンズはカーブを描いた形状をしています。裏表を間違えて装用すると、レンズが目にフィットせず、ずれることがあります。
装用前にはレンズの裏表が合っているかを忘れずに確認しましょう。裏表が分からなくなったときは、レンズを親指と人さし指で軽く挟みます。このとき、レンズの縁が内側に巻き込んだ状態になっていれば問題ありません。レンズの縁が指に沿って外側に広がったら、裏表が逆です。
また、「レンズマーク」があるコンタクトレンズの場合は、レンズの文字の向きで裏表を判断できます。詳しいやり方は、製品の取扱説明書や眼科で確認しましょう。
コンタクトレンズが汚れている
レンズの汚れやくもりもコンタクトがずれる原因のひとつです。化粧品の成分や大気中のホコリはレンズ汚れの原因になります。コンタクトレンズを扱うときには、手を清潔な状態に保ちましょう。また、コンタクトレンズはメイク前に装用するのがおすすめです。
加えて、涙液中に含まれるタンパク質などの成分がコンタクトレンズに蓄積することで、レンズ汚れにつながることもあります。1Dayタイプ以外のコンタクトレンズは正しい方法でお手入れ・保存をしましょう。
目にトラブルが生じている
コンタクトレンズがずれると感じたときは、目に異常がないかも確認しましょう。目が充血していたり、結膜炎などの症状があったりする場合は、コンタクトレンズの装用を控えてください。
コンタクトレンズは、目に直接のせて使用する高度管理医療機器です。目のトラブルを予防するためにも、眼科医の指示に従って使用し、異常を感じたときにはすぐに眼科を受診しましょう。
コンタクトがずれないための対策

コンタクトレンズをずれにくくする対策は、目の乾燥予防だけではありません。次はコンタクトレンズがずれる悩みを解消するための3つのポイントを紹介します。
ソフトコンタクトレンズを使用する
現在ハードコンタクトレンズを使っている方は、ソフトコンタクトレンズに変えることで悩みが解消する場合があります。
ソフトコンタクトレンズは素材が柔らかく、ハードコンタクトレンズより密着しやすいのが特徴です。また、レンズが角膜より大きいため、走ったり跳んだりする激しい動きでもずれることはあまりありません。外れることも比較的少なく、スポーツをする方におすすめです。
眼科で定期的に検査をする
快適に装用するには、目にきちんと合ったコンタクトレンズを選ぶことが大切です。目の状態は日々変化し、目に合わないコンタクトレンズはトラブルの原因になります。自覚症状がなくても、定期的に眼科で検査を受けましょう。
眼科で現在の目の状態や用途に合わせた処方(指示書等)を受けた上でコンタクトレンズを購入すれば、ずれや違和感が生じにくくなります。
コンタクトを正しくお手入れする
コンタクトレンズの正しいお手入れも対策のひとつです。コンタクトレンズ装用における目のトラブルの多くは、レンズの汚れが原因といわれています。
普段から正しいお手入れをしてコンタクトレンズを清潔に使用することは、ずれの予防につながります。
お手入れをきちんとしているのにコンタクトレンズが汚れたりくもったりする場合、目の状態やケア用品に問題があるケースもあるため、眼科医に相談しましょう。
安心でお得!コンタクトを買い替えるときのポイント

対策してもコンタクトレンズがずれる場合、レンズの買い替えを検討したほうが良いかもしれません。買い替えの際に押さえるべきポイントやお得な購入方法を紹介します。
買い替え前に眼科を受診しよう
コンタクトレンズは高度管理医療機器のため、購入するには眼科医の処方(指示書等)が必要です。コンタクトレンズがずれるからといって自己判断で買い替えはできません。
特にコンタクトレンズがずれる場合、角膜のカーブとコンタクトレンズのBC(ベースカーブ)がフィットしているかが重要です。目のトラブルを予防して快適にコンタクトレンズを使い続けるためにも、買い替え前は必ず眼科を受診しましょう。
眼科を受診する前にアイシティのお店で相談すると、手続きやコンタクトの購入がスムーズでお得になります。
アフターサービスが充実した専門店を利用しよう
コンタクトレンズは消耗品のため、定期的な買い足し、買い替えが必要です。お得に使い続けたい方は、度数調整や開封後の返品交換が可能などのアフターサービスが充実した専門店での購入がおすすめです。
アイシティでは、使い捨てタイプのコンタクトレンズにもアフターサービスをご用意しています。万が一、購入したコンタクトレンズが合わなかった場合や使い続けるうちに視力が変化した場合には、保証期間内であれば開封後でも返品・交換が可能です。
保証内容や保証期間はコンタクトレンズによって異なるため、詳しくはこちらのページをご覧ください。
困ったときはアイシティに相談しよう
コンタクトユーザーなら、困ったときにすぐに相談ができる身近な専門店があると安心ですよね。
コンタクトレンズ専門店のアイシティでは、専門知識を持つ「瞳のプロフェッショナル」がコンタクトレンズの悩みや疑問にお答えします。コンタクトレンズがずれる方や買い替えを検討している方は、まずはお気軽にご相談ください。
アイシティを初めて利用する際は、事前登録サービス「らくらくWeb登録」の利用がおすすめです。来店前に登録を済ませておくと、申込書の記入なしでスムーズにお買い物ができます。初めてコンタクトレンズをご購入の方には、お得な割引サービスもご用意していますので、ぜひご利用ください。
まとめ

コンタクトレンズがずれる原因はひとつではありません。装用時に違和感がある場合、眼科を受診しましょう。また、目の状態は日々変化するため、トラブルを防ぐ意味でも定期的に眼科で検査することが大切です。
コンタクトレンズを買い替えるときは、眼科を受診する前にアイシティへお立ち寄りください。専門知識を持つスタッフが小さな疑問にもしっかりお答えし、お客様のコンタクトレンズ選びをサポートします。