# コンタクトの悩み・疑問
コンタクトをしてもピントが合わないときの「原因」と「解決策」
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公開日│2023.08.31

「コンタクトレンズをつけているのに、手元や遠くにピントが合いにくい」と感じることはありませんか。スマホの文字が読みづらかったり、遠くの景色がぼやけたりする方は、コンタクトレンズを見直す必要があるかもしれません。
この記事では、コンタクトレンズをしているのにピントが合わない原因と対策を紹介します。
コンタクトをしてもピントが合わない原因

小さな文字を読むときや遠くから近くへ視線を移すとき、ピントが合わないと不便ですよね。しかし、コンタクトレンズをしているのにピントが合わないのはなぜでしょうか。ここでは、よくある3つの原因を解説します。
度数が合わなくなっている
コンタクトレンズをしていてもピントがぼやける場合、度数が合っていない可能性があります。
コンタクトレンズは、目に直接のせて視力を補正する高度管理医療機器です。度数が合わなければ視力が補正できず、視界がぼやけたり物が見づらくなったりします。
目の状態は日々変化するため、購入時は度数がぴったりだったとしても、使い続けるうちに視力が変化して度数が合わなくなるのは珍しいことではありません。
老眼が進んでいる
コンタクトレンズを装用していて、特に近くが見えにくい場合は老眼かもしれません。老眼は、加齢によって目のピント調節機能が衰え、近くが見づらくなった状態です。
個人差はありますが、年齢を重ねれば誰にでも起こります。主な症状は、近くの見えにくさや目の疲れやすさです。
乱視が進んでいる
乱視とは網膜上で焦点が合わず、物が二重に見えたり、ぼやけたりする状態です。
コンタクトレンズや眼鏡を使っている方の半数近くに乱視の可能性があるといわれています(2010年J &J調べ)。急に目が疲れやすくなった場合、乱視が進行しているかもしれません。ただし、目の疲れの原因が全て乱視というわけではありません。
老眼とは

コンタクトレンズをしてもピントが合わない原因のひとつが老眼です。老眼はいつ頃始まり、なぜ起こるのでしょうか。老眼が始まる時期と併せて、近視や遠視の方が老眼になった場合について解説します。
早ければ40歳くらいから老眼は始まる
老眼は誰にでも起こる老化現象です。ただし、自覚するタイミングには個人差があり、早ければ40歳くらいから始まるといわれています。
老眼は少しずつ進行するため、なかなか気づけない場合がありますが、早めに対策することが大切です。気になる方はお近くのアイシティにご相談ください。
老眼のメカニズム
目にはカメラのレンズと同じように光を屈折させてピントを合わせる「水晶体」があります。状況に応じて毛様体筋という筋肉が水晶体の厚みを変え、屈折力を調整してピントを合わせます。自然とピントが合うのは、絶えず目の調節力が働いているためです。
年を重ねるにつれて調節機能が低下すると、目のピントが合いにくくなり、小さな文字が読みづらくなったり目が疲れやすくなったりします。
老眼になったときの近視と遠視の違い
老眼は老化現象で、近視や遠視の方も例外ではありません。ただし、近視の方は老眼が始まっても裸眼なら近くがよく見えます。正視や遠視の方に比べて老眼を自覚しにくく、「近視だと老眼になりにくい」といわれるのはこのためです。
もともと近視であり、裸眼では老眼の症状を感じていない方であっても、コンタクトレンズや眼鏡で遠くが見えるように補正した状態では、近くが見えづらくなっているということもあります。
ピントが合わないときの「対策」と「おすすめ」

ピントが合わないと感じたとき、具体的にどのような対策を取れば良いでしょうか。続いて、コンタクトレンズを装用してもピントが合わないときの対策とおすすめのコンタクトレンズを紹介します。
まずは眼科で確認
コンタクトレンズのピントが合わない原因はさまざまで、自分では判断できません。まずは、眼科で目の状態や度数を確認してもらいましょう。
コンタクトレンズは高度管理医療機器のため、初めての購入だけでなく、買い替えの際も眼科医の処方(指示書等)が必要です。目に合わないコンタクトレンズは不調の原因になることもあるため、見え方に違和感があるときは、必ず眼科を受診しましょう。
度数が合わない方や乱視にはハードコンタクトがおすすめ
近視が強い方や乱視の方には、ハードコンタクトレンズがおすすめです。ハードレンズは光学性に優れていてピントが合いやすいため、ソフトレンズに比べてクリアな視界を得やすいといわれています。
近視や乱視が強く、補正してもピントが合わない方は、ハードレンズを試してみてはいかがでしょうか。
老眼には遠近両用コンタクトがおすすめ
老眼には、遠近両用コンタクトレンズがおすすめです。遠くと近くを見る2種類の度数が1枚のレンズに配置されており、遠くも近くも自然に見えます。
遠近両用コンタクトレンズにもハードタイプとソフトタイプがあり、素材やお手入れ方法は一般的なコンタクトレンズと変わりません。1Dayや2Weekといった使い捨てタイプもあります。
なお、遠近両用コンタクトレンズを使っても老眼が進みやすくなることはありません。「老眼かな」と思ったら、早めに眼科を受診しましょう。
コンタクトのお得な買い替えならアイシティへ!

コンタクトレンズを装用してもピントが合わないときは、買い替えを検討しましょう。
「コンタクトレンズをお得に買い替えたい」という方は、コンタクトレンズ専門店のアイシティをぜひご利用ください。気軽に相談ができる他、アフターサービスも充実しているので、初めての遠近両用コンタクトレンズにもおすすめです。
コンタクトの種類や度数の変更もできる充実のアフターサービス
アイシティでは長期利用タイプだけでなく、使い捨てタイプのコンタクトレンズにも充実のアフターサービスをご用意しています。
例えば、使い捨てコンタクトレンズが合わない場合、購入日から1か月以内なら開封後でも返品・交換が可能です。
長期利用タイプのハードレンズ・ソフトレンズの場合、レンズの種類によって「一般コンタクトレンズ保証」「E・SYSTEM(イー・システム)」「S・SYSTEM(エス・システム)」の3つのサービスをご利用いただけます。
中でもE・SYSTEM(イー・システム)は、対象の高品質・高機能コンタクトレンズをご購入いただくことで、購入後1年間はレンズの破損などを何度でも保証する画期的なサービスです。視力が変わって度数が合わなくなっても、保証期間内なら無料でレンズの調整・交換ができます。
なお、アフターサービスは商品によって異なるため、詳しくはこちらをご覧ください。
瞳のプロフェッショナルに相談からでもOK!
「遠近両用コンタクトレンズの使い心地は?」「もっと自分に合うコンタクトレンズを知りたい」といったお悩みはありませんか。コンタクトレンズの不安や疑問は、ぜひアイシティ店頭で「瞳のプロフェッショナル」にご相談ください。
コンタクトレンズのプロが、丁寧なカウンセリングを通してお客様のコンタクトレンズ選びをサポートします。まずはお近くのアイシティにお気軽にご来店ください。
まとめ

コンタクトレンズを装用してもピントが合わない場合、度数が合っていないか、老眼や乱視が進んでいる場合があります。見づらさを放置すると目や体の不調につながることもあるため、早めに対策しましょう。
コンタクトレンズの買い替えを検討するなら、ぜひアイシティにご相談ください。「瞳のプロフェッショナル」によるサポートと充実したアフターサービスで、お客様ひとりひとりの快適なコンタクトライフを応援します。