# コンタクト基礎知識
カラコンと普通のコンタクトの違いと共通点を分かりやすく解説!
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公開日│2024.05.30

通称「カラコン」と呼ばれるカラーコンタクトレンズは、色や模様がついたレンズです。コンタクト使用を検討されている方や、カラコンに興味がある方の中には「カラコンは普通のコンタクトレンズと何が違うの?」「カラコンにはどのような種類があるの?」と気になる方がいるかもしれません。
今回は、カラコンの種類や普通のコンタクトレンズとの違い、使用上の注意点を解説します。正しい知識を身につけて、カラコンでのイメージチェンジを楽しみましょう。
カラコンの種類を知っておこう

カラコンは種類やデザインが豊富で、選び方が分からない方もいるのではないでしょうか。自分がなりたいイメージにぴったりのレンズを選ぶために、まずはカラコンの種類をチェックしましょう。
カラコンには「カラーレンズ」と「サークルレンズ」がある
カラコンには「カラーレンズ」と「サークルレンズ」があります。
カラーレンズは瞳の色を変えるもので、レンズの広範囲に色がついています。瞳のイメージを変えたい方におすすめです。
サークルレンズはレンズ周辺がサークル状に着色されていて、黒目の輪郭をナチュラルに際立たせ、大きく印象的な瞳に見せます。瞳になじみやすい色なら、カラコンが初めての方でも使いやすいでしょう。
カラコンには「度無し」や「遠近両用」・「乱視用」もある
カラコンは近視用の他に「度無し」や「遠近両用」・「乱視用」もあります。
「度無し」のカラコンは度が入っていないため、視力補正はできません。瞳の色や印象を変える目的で装用するコンタクトレンズです。一方、「遠近両用」・「乱視用」のカラコンも種類は多くありませんが存在し、それぞれ遠近両用、乱視用の度数が入ったレンズが使われています。
カラコンと普通のコンタクトの違い

カラコンと普通のコンタクトレンズにはどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、普通のコンタクトレンズにはないカラコンならではの特徴を紹介します。
カラコンは目の印象を変える
カラコンと普通のコンタクトレンズの最大の違いは、レンズに色や模様が入っているかどうかです。
普通のコンタクトレンズは装用していることが分かりにくく、見た目の印象が変わりません。一方、カラコンを装用すると目の色や印象が変わります。デートや記念日、大事なプレゼンなど、普段と雰囲気を変えたいときにもおすすめです。
カラコンにはDIA以外に「着色部外径」がある
カラコンのパッケージには、レンズの直径を表す「DIA(ダイアメーター)」の他に、「着色部外径」の表記があります。着色部外径は、カラコンを装用したときの印象を決める重要なポイントです。
DIA(ダイアメーター)はレンズ自体の大きさを示し、着色部外径は着色部の直径を指します。着色部外径のサイズによって装用したときの瞳の印象が変わるため、カラコンを選ぶ際はぜひチェックしましょう。
カラコンと普通のコンタクトの共通点

カラコンの見え方やお手入れは、普通のコンタクトレンズと違うのか気になったことはありませんか。カラコンと普通のコンタクトレンズには多くの共通点があります。ここでは、代表的な共通点を見てみましょう。
どちらも見え方は同じ
カラコンの見え方は普通のコンタクトレンズと同じです。カラコンのレンズの中心部分は透明で、装用しても視界に色がついて見えることはありません。
サングラスのように視界に色がつくわけではないため、普通のコンタクトレンズと同じように使えます。
使い捨てタイプの1Day・2Weekがある
カラコンには普通の使い捨てコンタクトレンズと同じように1Dayや2Weekがあります。
1Dayコンタクトレンズは1日使い捨てタイプで、装用できるのは開封した当日のみです。一度外すと再装用はできないものの、お手入れの手間がかかりません。
2Weekコンタクトレンズは、開封後最長2週間までお手入れしながら使えます。レンズを外すたびに専用のケア用品でお手入れする必要がありますが、毎日使う方は1Dayより低コストです。
1Day以外はお手入れが必要
1Day以外のカラコンは、普通のコンタクトレンズと同じように毎日のお手入れが必要です。
装用中、涙の成分や化粧品、指先の脂質といった汚れがレンズに付着することがあります。こうした汚れが残ったまま使い続けると、つけ心地が悪化するだけでなく、目のトラブルにつながる恐れがあります。
カラコンを外したら、専用のケア用品を使って正しい方法でお手入れをしましょう。レンズはもちろん、レンズケースのお手入れも必要です。なお、ケア用品の中にはカラコンに使えない商品もあるためご注意ください。
カラコンを使用するときの注意点

カラコンは目に直接装用するため、イメチェン目的でも普通のコンタクトレンズと同じように目の健康を第一に考えて利用しましょう。ここでは、カラコンを使用するときの大切な注意点を紹介します。
度無しのカラコンでも眼科の処方(指示書等)が必要
コンタクトレンズは高度管理医療機器に指定されているため、購入には眼科の処方(指示書等)が必要です。度数のあり・無しにかかわらず、カラコンを購入するときは眼科を受診して検査と処方(指示書等)を受けましょう。
また、普段からコンタクトレンズを使っている方も、種類や度数が違うレンズを購入するときは再度眼科の処方(指示書等)を受ける必要があります。いつも使っているコンタクトレンズと同じ度数のカラコンを購入する際も、必ず眼科を受診してください。
普通のコンタクトと同様に眼科の定期検診を受けよう
カラコンによるトラブルを防ぐため、度数のあり・無しにかかわらず眼科の定期検診を受けることが大切です。
自分では問題なく使っているつもりでも、レンズに傷がついていたり、眼障害が進行していたりすることがあります。自覚症状がないまま進行する眼障害も多いため、異常がなくても定期検診を受けましょう。
また、決められた使用期間や装用時間を守り、カラコンを正しく使うことも大切です。目の調子が悪いときは無理に装用せず、早めに眼科を受診しましょう。
カラコンの付け外しに適したタイミングを知っておこう
レンズに汚れが付着するのを防ぐために、カラコンは「洗顔の後、メイクの前」に装用します。化粧品に含まれる油分などがレンズに付着すると取れにくいため注意しましょう。メイクを落とすときはクレンジングの前にカラコンを外します。
レンズに汚れが蓄積すると装用感の悪化だけでなく、眼障害の原因になることもあるため、正しいタイミングで付け外しすることが大切です。
カラコンの購入は品ぞろえ豊富なアイシティにお任せ!

度ありだけでなく、度無しのカラコンに挑戦したい方も、コンタクトレンズ専門店のアイシティにお任せください。
豊富な品ぞろえとプロによるカウンセリングで、お客様の希望に合ったカラコン選びをサポートします。ここでは、アイシティのおすすめポイントを3つ紹介します。
カラコン購入前の疑問や不安はプロに相談
カラコンが初めての方は、選び方や使い方に迷うのではないでしょうか。
そのような悩みを抱えているなら、アイシティの「瞳のプロフェッショナル」にお気軽にご相談ください。買い物をスムーズにするポイントは、眼科受診前にアイシティにご相談いただくことです。
コンタクトレンズの知識が豊富な「瞳のプロフェッショナル」が、希望やなりたいイメージをお聞きして、お客様にぴったりのカラコン選びをお手伝いします。
アイシティが初めてなら「らくらくWeb登録」がお得でスムーズ
アイシティが初めての方には「らくらくWeb登録」がおすすめです。来店前にパソコンやスマホでWeb登録しておけば、お得な初回割引価格でコンタクトレンズをお求めいただけます。
店頭での書類の記入も不要となり、初めての買い物もスムーズに楽しめます。登録完了後に発行される仮会員証番号を店頭でご提示ください。
快適なコンタクトライフのためにアフターサービスもチェック
カラコンが初めてだと「使えなかったらどうしよう」と不安になる方もいるかもしれません。快適なコンタクトライフのために、アフターサービスもチェックしておきましょう。
アイシティでは、カラコンにもアフターサービスをご用意しています。購入したレンズが合わない場合、パッケージ開封後でも交換・返品が可能です。なお、カラーレンズ・サークルレンズの色は変更できないためご注意ください。
まとめ

カラコンにはカラーレンズとサークルレンズがあります。カラーやデザイン、着色部外径をチェックして、自分がなりたいイメージに合うレンズを選びましょう。
なお、カラコンを購入する際は普通のコンタクトレンズと同じように、度数のあり・無しにかかわらず眼科医の処方(指示書等)が必要です。
アイシティでは、さまざまなメーカーのカラコンを多数取りそろえています。専門知識豊富な「瞳のプロフェッショナル」に相談しながら、お気に入りのカラコンを見つけましょう。