# コンタクト基礎知識
コンタクトの「DIA」って何?確認方法やカラコンの「着色部外径」も解説
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公開日│2023.07.28

コンタクトレンズの箱やブリスターケースに記載されている「DIA(ダイアメーター)」とは、コンタクトレンズを購入する際に必要な情報で、人によって適した数値が違います。安心して使用するために、DIAが何を示す数値なのか知っておきましょう。
この記事では、DIAの意味や確認方法、カラコンの着色部外径について解説します。コンタクトレンズをお得に購入するポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
コンタクトの「DIA」を知ろう

コンタクトレンズのパッケージには、DIAをはじめとするさまざまな記号や数字が書かれています。しかし、その意味をよく知らない方もいるのではないでしょうか。
まずはDIAの意味やハードレンズとソフトレンズのDIAの違いについて確認しましょう。
DIA(ダイアメーター)は「レンズ直径」のこと
DIA(ダイアメーター)とは、コンタクトレンズの直径を示す数値で、単位はmm(ミリメートル)で表します。例えば、「DIA14.0」のレンズは直径14.0ミリメートルです。
DIAの他にも、度数を示す「PWR/P/D/SPH」やベースカーブ(レンズ内面の曲率半径)を示す「BC」などが記載されています。
瞳の大きさや状態はひとりひとり違うため、眼科医の処方(指示書等)を受けてコンタクトレンズを購入することが大切です。
ハードレンズとソフトレンズの「DIA」の違い
ハードレンズは酸素をたくさん通す特性を持ったプラスチックでできており、角膜よりもDIA(レンズの直径)が小さいのが特徴です。一方、ソフトレンズは水分を含んでやわらかくなる特性を持ったプラスチックでできていて、DIAは角膜よりも大きくなります。
ハードレンズとソフトレンズはそれぞれ特徴が違うため、自分の目に合ったものを装用することが重要です。
コンタクトの「DIA」を確認する方法

角膜の大きさは個人差があるため、BC(ベースカーブ)と同じく、DIA(ダイアメーター)も角膜のサイズに合ったレンズを装用する必要があります。
自分のコンタクトレンズのDIAを知りたいときはどうすれば良いのでしょうか。ここからは、コンタクトのDIAを確認する方法を紹介します。
コンタクトのパッケージを確認しよう
DIAを知りたいときは、コンタクトレンズのパッケージを確認しましょう。外箱やブリスターケースに表記されている「DIA」の横の数字がレンズの直径です。
パッケージにはPWR/P/D/SPH(度数)やBC(ベースカーブ)といった情報も表示されています。また、乱視用コンタクトレンズの度数を表すのはCYL/CY(シリンダー)で、乱視の軸度はAX/AXS(アクシス)です。
いずれもコンタクトレンズを使用する際に必要な情報なので、確認しておきましょう。
初めて購入するときは眼科で処方(指示書等)をもらおう
コンタクトレンズは目に直接装用する高度管理医療機器で、購入するときは有効期限内の眼科の処方(指示書等)が必要です。
初めて購入するときは、眼科を受診して「コンタクトレンズを使用できる状態か」「どのようなレンズが合っているのか」といった点を眼科医に確認してもらいましょう。自分で好きなDIAを選べるわけではありません。目に合わないコンタクトレンズを使用すると、さまざまな目のトラブルの原因になる恐れがあります。
カラコンには「DIA」と「着色部外径」がある

カラコンとは、模様や色がついたコンタクトレンズのことです。イメージチェンジができる身近なアイテムとして広く親しまれています。カラコンにはレンズの直径を表すDIA(ダイアメーター)以外に、着色部の直径を示す着色部外径があります。
ここでは、カラコンを快適に使用するために、特徴や種類、着色部外径について見ていきましょう。
カラコンの特徴と種類
カラコンは、レンズの広範囲に色がついた「カラーレンズ」とレンズの周辺部分のみに色がついた「サークルレンズ」の2種類があります。
視力を矯正する乱視用レンズや近視用レンズ、度なしのレンズもありますが、現在使っているコンタクトレンズと同じ度数でも、それぞれの処方(指示書等)が新たに必要です。カラコンを購入する際も眼科を受診しましょう。
なお、カラコンの取扱い商品はお店によって異なりますので、詳しくはアイシティのお店へお問い合わせください。
カラコン特有の「着色部外径」
カラコンはデザインが豊富で、カラーだけでなく着色された範囲も商品によって異なります。購入するときにチェックしたいのは、色がついた部分の大きさを示す着色部外径です。
着色部外径はレンズの着色部分の外側の直径を表し、この数値によって装用したときの瞳の見え方が変わります。カラコンを選ぶときの重要なポイントなので、DIAと一緒に覚えておきましょう。
カラコンの「DIA」と「着色部外径」を確認する方法
カラコンのDIAと着色部外径を確認したいときは、レンズのパッケージを確認しましょう。着色なしの部分も含むレンズ全体の直径は「DIA14.0」、着色部分のみの直径は「着色外径13.3mm」と記載されています。
DIAが同じでも着色部外径が違えば瞳の印象は大きく変わります。この2つの直径の意味を理解して、上手に選びましょう。
眼科を受診して自分の目に合ったコンタクトを購入することが大切

コンタクトレンズの購入を考えているなら、まずはお気軽に最寄りのアイシティのお店にお立ち寄りください。目の悩みやコンタクトレンズの疑問を解決し、ご自身の目に合った商品を選んでから眼科を受診することで、よりスムーズにご購入いただけます。
アイシティではコンタクトレンズの専門知識を持ったスタッフが、レンズ選びからアフターフォローまでしっかりとサポートします。
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まとめ

DIA(ダイアメーター)とは、コンタクトレンズの直径を表す記号で、外箱やブリスターケースに記載されています。
度数やBC(ベースカーブ)と同じく眼科医の処方(指示書等)で決まるため、自分で好きなDIAは選べません。眼科を受診し、自分の目に合ったDIAのコンタクトレンズを装用しましょう。
コンタクトレンズを購入するなら、アイシティのお店に足をお運びください。購入方法やレンズ選びなど、小さな疑問にもスタッフが丁寧にお答えします。