1. コンタクトレンズのアイシティ トップ
  2. コンタクトレンズ コラム
  3. コンタクト基礎知識
  4. コンタクトレンズの「ハード」と「ソフト」の違いは?特徴や選び方のポイント

# コンタクト基礎知識

コンタクトレンズの「ハード」と「ソフト」の違いは?特徴や選び方のポイント

公開日│2023.12.29
両手を頬に当ててほほ笑む女性
コンタクトレンズのハードとソフトはどう違う?

コンタクトレンズは、ハードレンズとソフトレンズに分けられます。中でもソフトレンズは種類が多く、長期利用タイプの他、使い捨てタイプもあります。よく耳にする「1Day」や「2Week」は、使い捨てタイプのソフトコンタクトレンズです。

コンタクトデビューを前に、「ハードレンズとソフトレンズのどちらが良いの?」と迷っている方もいるのではないでしょうか。この記事では、ハードレンズとソフトレンズの違いや特徴、選び方を紹介します。

コンタクトのハードレンズとソフトレンズを比較してみよう

スマホを手に持ち上を指さす女性
ハードレンズとソフトレンズの違いを知ろう

ハードレンズとソフトレンズには、サイズや素材、慣れやすさといった違いがあります。まずは、それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較しましょう。

ハードレンズ ソフトレンズ
サイズ 角膜よりも小さい 角膜よりも大きい
素材 硬いプラスチック素材 柔らかいプラスチック素材
慣れやすさ ソフトレンズに比べて慣れるまで時間がかかる
(10日〜2週間ほど)
目になじみやすく、慣れやすい
見え方 安定している
乱視の矯正に優れている
乾きなどが原因で変化することがある
乾燥感 乾燥感はあまりない 長時間つけていると乾燥を感じやすい
目への負担 目を覆う面積が小さく、涙の循環が良い
酸素をよく通すため目にやさしい
目を覆う面積が大きい
素材によって酸素を通す量が異なる

ハードレンズの特徴とメリット・デメリット

ハードレンズは、硬くて水分をほとんど含まないプラスチック素材でできています。レンズは角膜より小さく、目の負担が少ないのが特徴です。まばたきするたびに上下に動いて涙を交換し、涙に含まれる酸素を角膜へ届けます。また、最近は酸素をよく通す素材のレンズが主流になり、さらに目に優しくなりました。

メリットは光学性に優れている点で、クリアな視界が得やすく、近視だけでなく乱視の矯正力も高いことです。一方、デメリットは慣れるまでに時間がかかることで、一般的に10日〜2週間かかるといわれています。

ソフトレンズの特徴とメリット・デメリット

ソフトレンズは、水分を含む柔らかいプラスチック素材でできており、素材に含まれた水分を使って角膜へ酸素を届けます。

メリットはつけ心地の良さです。レンズが角膜より大きくずれにくいため、スポーツに向いています。デメリットは、長時間使用すると乾燥を感じやすいことです。ただし、レンズの素材によって通す酸素の量は大きく変わります。最近は、酸素透過率が高い「シリコーンハイドロゲル」でできたレンズが人気です。

コンタクトレンズの種類とコスパの違い

電卓を手に持つ女性
コンタクトレンズのコスパもチェックしよう

ハードレンズとソフトレンズは、コストにも違いがあります。ライフスタイルと照らし合わせながらコスパが良いコンタクトレンズを見つけるには、種類によるコストの違いを知ることが重要です。ここからは、コンタクトレンズのコストを種類ごとに紹介します。

ハードレンズは長期利用タイプのみ

ハードレンズは長期利用タイプのみで、一般的に2年〜3年使用できます。1枚15,000円のハードレンズを2年半使用した場合、ケア用品代も含めた1日当たりのコストは約45円です。使い捨てタイプよりレンズの価格は高いものの、使い続けることで1日当たりのコストは安くなります。

レンズの種類 ハードレンズ
レンズの寿命 2年〜3年
コスト 1日当たり約45円
年間約16,500円
※1枚15,000円、寿命2年半、Eシステム交換利用、ケア用品代年間8,000円の場合

ソフトレンズは使い捨てタイプと長期利用タイプがある

ソフトレンズには長期利用タイプの他、1Day・2Week・1Monthの使い捨てタイプがあります。長期利用タイプのソフトレンズの寿命は1年〜1年半です。長期利用タイプは使い捨てタイプより1日当たりのコストが抑えられます。

使い捨てタイプを毎日使用する場合、コスパが良いのは2Weekや1Monthです。ただし、休日のみ、旅行のときのみなど、時々コンタクトレンズを使う方は1Dayのほうがお得になることもあります。1Dayのソフトレンズは一度外すと再利用はできないものの、お手入れが必要ないため、手軽に使えるのもメリットです。

レンズの種類 長期利用タイプ 1Day
レンズの寿命
または交換日
1年~1年半 毎日交換
コスト 1日当たり約63円
年間約23,000円
※1枚15,000円、寿命1年、Eシステム交換利用、ケア用品代年間8,000円の場合
1日当たり約165円
年間約60,000円
※1箱2,500円、1年で24箱使用の場合
レンズの種類 2Week 1Month
レンズの寿命
または交換日
最長14日間で交換 最長30日間で交換
コスト 1日当たり約77円
年間約28,000円
※1箱2,500円、1年で8箱使用、ケア用品代年間8,000円の場合
1日当たり約77円
年間約28,000円
※1箱2,500円、1年で8箱使用、ケア用品代年間8,000円の場合

コンタクト選びのポイント|ハードとソフトどちらがおすすめ?

スマホを見ながら顎に指を当てて考える女性
ハードレンズとソフトレンズのどちらがおすすめ?

ハードレンズとソフトレンズにはさまざまな違いがあります。メリット・デメリットやコストを知った上で、「結局、どちらが良いの?」と迷う方もいるでしょう。ここでは、ハードレンズとソフトレンズがそれぞれどのような方におすすめなのかを解説します。

ハードレンズがおすすめの方

ハードレンズは、乱視や度数が強い近視の方におすすめです。レンズが硬く、形状がしっかりしているため、ピントが合いやすく細部までよく見えます。光学性に優れ、ソフトレンズに比べてクリアな視界を得やすいのがメリットです。

例えば、細かい文字を読むことが多い方や老眼が進んでいる方に向いています。また、目の負担が少ないため、装用時間が長い方にもぴったりです。

ソフトレンズがおすすめの方

ソフトレンズは目になじみやすく、ずれにくいことから、スポーツをする方におすすめです。柔らかくつけ心地が良いため、コンタクトレンズが初めての方にも適しています。

遠近両用のソフトレンズもあり、比較的初期の老眼に対応しています。お手入れ不要の1Dayは、スポーツや旅行など、シーンによって使い分けると便利です。

コンタクトをスムーズに購入するには

スマホを持ってOKサインをする女性
コンタクトレンズをスムーズに購入するコツとは?

コンタクトレンズは高度管理医療機器であり、自己判断で好きなレンズを選べるわけではありません。購入の際は眼科医による処方(指示書等)が必要です。ここでは、コンタクトレンズをスムーズに購入するために、知っておきたいポイントを2つ紹介します。

眼科受診前に自分に必要なコンタクトを明確にしておく

どのコンタクトレンズが適しているかは、使用目的やライフスタイルによって異なります。自分にぴったりのコンタクトレンズを探している方は、眼科受診前にアイシティの「瞳のプロフェッショナル」にご相談ください。

カウンセリングを通して自分に必要なコンタクトレンズの種類を把握すれば、その後の眼科受診や購入がスムーズになります。

装用できるコンタクトは眼科の処方(指示書等)で決まる

コンタクトレンズは高度管理医療機器であり、自己判断では選べません。眼科の処方(指示書等)に基づいて購入するもので、処方(指示書等)にないコンタクトレンズは購入できないためご注意ください。

目に合わないコンタクトレンズは、眼障害の原因になる恐れがあるため、購入前は必ず眼科を受診しましょう。初回購入時だけでなく、レンズの種類や度数を変えるときも眼科の受診が必要です。

初めてのコンタクトならお得&安心の「アイシティ」

制服を着た女性
初めてのコンタクトレンズはアイシティで

これからコンタクトデビューする方は、ぜひアイシティのお店に足をお運びください。初めて利用する方限定のお得なサービスがあります。ここでは、アイシティのお得な「らくらくWeb登録」と安心の「アフターサービス」を紹介します。

初回来店前は「らくらくWeb登録」がおすすめ

アイシティが初めての方には「らくらくWeb登録」がおすすめです。最寄りの店舗を選択して登録フォームを入力すると、「仮会員証番号」が発行されます。登録は、24時間いつでも可能です。

来店時に仮会員証番号を提示すれば、店頭での書類記入が不要になり、初回限定の割引価格でご購入いただけます。まずは以下のページから、お得な価格や対象の店舗をチェックしてみてください。

ハードレンズ・ソフトレンズそれぞれに適したアフターサービスをご用意

充実したアフターサービスは、アイシティの強みのひとつです。使い捨てコンタクトレンズが合わなかった場合、開封後でも交換・返品が可能です。

長期利用タイプのハードレンズ・ソフトレンズにも、それぞれ保証をご用意しています。「E・SYSTEM(イー・システム)」は、対象のコンタクトレンズが購入後1年間、何度でも無料で調整・交換できるサービスです。レンズの破損や視力変化が不安な方も安心して利用できます。詳しくは、下記のページをご確認ください。

まとめ

頬に指を当てる笑顔の女性
自分に合ったコンタクトレンズを見つけよう

コンタクトレンズには、小さめサイズで比較的目の負担が少ないハードレンズと、つけ心地が良くスポーツに向いているソフトレンズの2種類があります。どちらにもメリット・デメリットがありますが、大切なのは自分のライフスタイルに合ったコンタクトレンズを選ぶことです。

眼科受診の前にアイシティの「瞳のプロフェッショナル」へご相談いただければ、予算やライフスタイルに合ったコンタクトレンズ選びをお手伝いします。ぜひお気軽にご来店ください。

コンタクトレンズについて分からないことがある・悩みがあるなどお困りの方は、
アイシティ店頭の「瞳のプロフェッショナル」へご相談ください。
カウンセリングを通して、
お悩みやライフスタイルに合ったコンタクトレンズ選びをサポートいたします。
まずはお気軽にご来店ください。