# コンタクト基礎知識
ハードコンタクトの寿命は長い?コスパやメリット・注意点も解説
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公開日│2024.02.29

コスパを重視したい方は、寿命が長いハードコンタクトレンズを検討する場合が多いかもしれません
使い捨てレンズと異なり、長期間使用できるハードコンタクトレンズですが、ハードコンタクトレンズの寿命には一般的な目安があるものの、使い方の違いによる個人差があるため注意が必要です。
この記事では、ハードコンタクトレンズの寿命の目安やメリット・注意点、快適に使うためのポイントを紹介します。お得な購入方法も紹介しますので、コスパが気になる方は参考にしてみてください。
ハードコンタクトレンズの寿命は長い?寿命とコスパを比較!

使用期間が明確な使い捨てタイプのコンタクトレンズと違い、長期使用タイプのレンズは使用期間や使用期限が限定されていません。レンズによって寿命の目安が違う上、使用期間は個人差があります。
コスパが良いと言われるハードコンタクトレンズを検討中なら、まずは寿命の目安を知り、他のレンズとコスパを比較してみましょう。
ハードコンタクトレンズの寿命は2年から3年程度
ハードコンタクトレンズとは、水分をほとんど含まない素材で作られた長期使用タイプのレンズです。
交換時期は決まっていませんが、レンズが汚れたり変形したりすることがあるため、永久に使えるわけではありません。寿命の目安は、2年〜3年くらいです。
ただし、レンズの状態には個人差があり、使用方法によってはそれよりも早く寿命を迎える場合もあります。快適に使い続けるために、眼科で定期検診を受けるときはレンズの状態も確認してもらい、異常がないかをチェックしながら使用を続けることが大切です。
他のレンズと寿命を比較してみよう
コンタクトレンズには使い捨てタイプと長期使用タイプがあり、長期使用タイプはハードレンズとソフトレンズに分けられます。それぞれの寿命は以下の通りです。
種類 | 寿命 | |
---|---|---|
使い捨てタイプ | 1Day | 1日(1回使用のみ) |
2Week/1Month | 最長2週間/1か月 | |
長期使用タイプ | ソフトコンタクトレンズ | 1年〜1年半 |
ハードコンタクトレンズ | 2年〜3年 |
なお、1Dayタイプは一度外すと再利用できません。同じ日でも一度外したレンズは捨てましょう。
他のレンズとコスパを比較してみよう
ハードコンタクトレンズとその他のレンズのコストを、アイシティで購入した場合で比較しました。1日当たりのコストの違いをチェックしましょう。
種類 | 1日当たりのコストの目安 | |
---|---|---|
使い捨てタイプ | 1Day | 1日当たり約165円(年間約60,000円) ※1箱2,500円、毎日使用のケース、1年で24箱使用 |
2Week/1Month | 1日当たり約77円(年間約28,000円) ※1箱2,500円、毎日使用のケース、1年で8箱使用、ケア用品年間8,000円として | |
長期使用タイプ | ソフトコンタクトレンズ | 1日当たり約63円(年間約23,000円) ※1枚15,000円(寿命1年)、Eシステム交換利用、ケア用品年間8,000円として |
ハードコンタクトレンズ | 1日当たり約45円(年間約16,500円) ※1枚15,000円(寿命2年半)、Eシステム交換利用、ケア用品年間8,000円として |
1枚当たりの価格は使い捨てタイプより長期使用タイプが高いものの、1日当たりのコストは長期使用タイプのほうが抑えられます。使用頻度にもよりますが、コスパ重視で毎日使用する場合は、ハードコンタクトレンズが1日当たりのコストは一番少ないと言えるでしょう。
ハードコンタクトレンズのメリットと注意点

ハードコンタクトレンズには、寿命の長さやコスパの良さに加えて、他のレンズとは異なる特徴があります。寿命やコスパ以外のメリットと注意点も知った上で、自分に合うレンズを選びましょう。
ここでは、ハードコンタクトレンズの優れた点と知っておきたい注意点を紹介します。
【メリット】酸素をよく通すため目に優しい
ハードコンタクトレンズは、ソフトレンズよりもサイズが小さく、目を覆う面積が少ないのが特徴です。そのため、より多くの酸素が角膜に届き、瞳の負担が少なくて済みます。コンタクトレンズを長時間使用したい方にもおすすめです。
また、サイズが小さいため、レンズをつけるときに目を大きく開く必要がありません。装用しやすいのも大きなメリットです。
【メリット】光学性に優れていてピントが合いやすい
硬いプラスチック素材でできているハードコンタクトレンズは、ソフトレンズより光学性に優れているのが特徴です。光学性に優れたレンズは光を屈折させて像を作り出す能力が高いため、ピントが合いやすく、よりくっきりと見えます。度数が強い方や乱視の方もクリアな視界を実感しやすいでしょう。
【注意点】慣れるまでに少し時間がかかる
ハードコンタクトレンズは素材が硬く異物感を感じやすいため、ソフトレンズより慣れるまでに時間がかかる傾向があります。
慣らし期間は個人差がありますが、ソフトレンズは1週間、ハードレンズは2週間〜3週間前後が目安です。最初は短時間からスタートして、少しずつ装用時間を延ばしていくと良いでしょう。
【注意点】お手入れが大事!傷・汚れにはご用心
長期使用タイプのハードコンタクトレンズは、きれいに保つためのお手入れが必要です。適切なお手入れをせずに汚れたレンズを装用すると、目の炎症や感染症の原因になることがあります。
また、レンズの傷や変形、破損によって、途中で使えなくなることも少なくありません。目のトラブルを予防しながら長く快適に使うには、毎日の正しいお手入れが大切です。
ハードコンタクトレンズを快適に使用するためのポイント

ハードコンタクトレンズには、長期使用タイプだからこそ気をつけたいポイントがあります。快適にハードコンタクトレンズを使うためにも、レンズを良い状態に保ちながらリスクに備える方法をチェックしましょう。
眼科の定期検診でレンズの状態を確認してもらおう
長期使用タイプのレンズの寿命には目安があるものの、実際に使用できる期間は個人差があります。また、気づかないうちにレンズに傷がつき、目のトラブルの原因になることも考えられるでしょう。
目の健康を守るため、定期的に眼科を受診し、コンタクトレンズの状態も確認してもらうことが大切です。
破損や紛失のリスクに備えよう
長期使用タイプのハードコンタクトレンズは長く使えば使うほど経済的ですが、使用期間が長い分、傷や破損のリスクが高くなりがちです。また、レンズが寿命を迎える前に視力が変わって使えなくこともあります。
レンズ本体の価格や寿命だけでなく、購入後に受けられるサービス内容を確認することが大切です。安心して使用するには、アフターサービスが充実したお店で購入し、リスクに備えると良いでしょう。
ハードコンタクトレンズを購入するならアイシティがおすすめ!

ハードコンタクトレンズの購入を検討しているものの、どれを選べば良いか分からず困っている方は、コンタクトレンズ専門店のアイシティにご相談ください。コンタクトレンズの疑問をすっきり解消して、お得にコンタクトライフをスタートしましょう。
眼科受診前にコンタクトレンズの不安や疑問をプロに相談できる
コンタクトレンズを購入する最初のステップとして、まずはお近くのアイシティのお店にお越しください。アイシティに常駐しているコンタクトレンズのプロ「瞳のプロフェッショナル」が、カウンセリングを通してあなたにぴったりのレンズ選びをサポートします。
コンタクトレンズの購入には眼科医の処方(指示書等)が必要です。眼科受診前にアイシティで相談すれば、よりスムーズに購入できます。
コンタクトレンズをお得に購入できる
アイシティのご利用が初めての方には、お得でスムーズにお買い物ができる「らくらくWeb登録」がおすすめです。
来店前に登録すると、店頭での書類記入が不要になり、お得な初回割引価格でコンタクトレンズをご購入いただけます。登録はパソコンやスマホで24時間いつでも可能です。
また、「アイシティ定額プラン」なら毎月定額のお支払いでハードコンタクトレンズをご利用いただけます。アイシティの便利でお得なプランをぜひご活用ください。
充実のアフターサービスでコンタクトライフをサポート!
アイシティでは、破損・紛失といったトラブルやコンタクトレンズが合わなくなったときに備えるアフターサービスをご用意しています。
ハードコンタクトレンズのような長期使用タイプの場合、対象の高品質・高機能コンタクトレンズを購入すれば、1年間何度でも度数調整や破損によるレンズ交換ができる「E・SYSTEM(イー・システム)」を利用可能です。
それ以外の一般コンタクトレンズにも、3か月〜6か月の保証があります。アフターサービスの詳細は下記リンクからご確認ください。
まとめ

ハードコンタクトレンズの寿命は一般的に2年〜3年で、他のレンズより長く使えるため、長期的に見るとコストを抑えられます。一方、使用期間が長い分、破損や紛失のリスクに備えることが必要です。
コンタクトレンズ専門店のアイシティは、充実したアフターサービスでお客様のコンタクトライフをサポートします。
豊富な専門知識を持つスタッフが丁寧に対応しますので、ハードコンタクトレンズの購入を検討している方は、ぜひお近くのアイシティ店舗へお立ち寄りください。