# コンタクトケア方法
コンタクトの洗い方|ハードレンズ・ソフトレンズのお手入れ方法を確認しよう
-
公開日│2024.03.29

コンタクトレンズの洗い方について「これで正しいのかな?」と不安に感じたことがある方もいるのではないでしょうか。
コンタクトレンズの洗い方はレンズの種類やケア用品によって異なります。間違った洗い方をすると汚れが蓄積し、思わぬトラブルの原因になることもあるため注意しましょう。今回は、コンタクトレンズの基本的な洗い方とお手入れで知っておきたいポイントを紹介します。
コンタクトの洗い方はレンズの種類やケア用品によって異なる

コンタクトレンズのお手入れ方法は、レンズの種類やケア用品によって異なります。
ソフトレンズのケア用品で一般的に使われているのは、「H2O2(過酸化水素)」「MPS(マルチ・パーパス・ソリューション)」「ポピドンヨード(ヨウ素)」です。カラーコンタクトレンズには使えない商品もあるため、取扱説明書をよく確認しましょう。
また、ハードレンズのケア用品もさまざまな種類があります。コンタクトレンズに合ったケア用品を選び、正しい方法でお手入れすることが大切です。
【ソフトレンズ】ケア用品別のコンタクトの洗い方

洗い方を間違ったコンタクトレンズを使い続けると、蓄積した汚れが原因となり目のトラブルを引き起こすことがあります。ここでは、「H2O2(過酸化水素)」と「MPS(マルチ・パーパス・ソリューション)」を使ったソフトコンタクトレンズの洗い方を確認しましょう。
初心者も使いやすい高い消毒力が魅力!H2O2(過酸化水素)
H2O2(過酸化水素)タイプは、コンタクトレンズ初心者でも簡単に高い消毒効果を得られるのが特徴です。
【レンズを外すとき】
- 石けんで手を洗い、レンズを外す
- ケア用品の説明書に従って消毒・中和・保存をする
【レンズをつけるとき】
- 石けんで手を洗う
- レンズケースからレンズを取り出し、装用する
※装用前にすすぎ液でこすり洗いするとより快適です。こすり洗いには、絶対に消毒液を使わないでください。
【注意点】
消毒液を直接目に入れてはいけません。すすぎやこすり洗いには、消毒液ではなくソフトレンズ用「すすぎ・保存液」を使いましょう。誤って目に入れた場合、大量の流水かぬるま湯で目を洗い、すぐに眼科を受診してください。
また、ケア用品の説明書に記載された中和時間を守り、正しい方法で中和を行うことが大切です。MPS(マルチ・パーパス・ソリューション)と混ぜて使うことはできません。
1液でお手入れが完了するMPS(マルチ・パーパス・ソリューション)
レンズの洗浄・すすぎ・保存・消毒を全て1液で完了できます。使い方は簡単ですが、確実で丁寧なこすり洗いが必須です。
【レンズを外すとき】
- 石けんで手を洗い、レンズを外す
- 外したレンズを手のひらにのせ、ケア用品を数滴たらして指の腹でゆっくりこすり洗いする
- レンズの裏表をケア用品の液でしっかりとすすぐ
- ケア用品の液を満たしたレンズケースにレンズを入れ、キャップを締めて消毒・保存する
※消毒時間はケア用品の説明書に従ってください。
【レンズをつけるとき】
- 石けんで手を洗う
- レンズを取り出し、ケア用品の液ですすいでから装用する
【ハードレンズ】基本的な洗い方
ハードレンズのケア用品にはさまざまな種類があり、商品ごとに使用方法が異なります。ここでは、浸け置きタイプの洗浄液を使った基本的な洗い方を紹介します。
【レンズを外すとき】
- 石けんで手を洗い、レンズを外す
- レンズケースにケア用品の液を9分目まで入れる
- レンズにケア用品の液を数滴たらし、軽くこすり洗いをする
- レンズをよくすすぎ、レンズケースにセットしてキャップを締める
※洗浄時間はケア用品の説明書に従ってください。
【レンズをつけるとき】
- 石けんで手を洗う
- レンズをレンズホルダーに入れたまま水道水でよくすすぎ、装用する
コンタクトのお手入れで知っておきたいポイント

コンタクトレンズが外れたとき、水道水で洗って良いか悩んだことはありませんか。また、レンズはきちんとお手入れしていても、レンズケースまでは気にしない方もいるのではないでしょうか。次は、水道水による洗浄とレンズケースについて解説します。
ハードレンズは水道水が使えるが、ソフトレンズは使えない
ハードレンズは雑菌の繁殖が少ないため、水道水ですすぎ洗いができます。一方、ソフトレンズには水道水が使えません。ソフトレンズ装用中に目にごみが入ったときなども、外したレンズを水道水では洗わず、専用の溶液かコンタクトレンズ用人工涙液を使いましょう。
また、コンタクトレンズをケースに入れて保存する際は、必ず専用の洗浄液や保存液を使用します。
レンズケースも毎回お手入れが必須
コンタクトレンズをきれいにお手入れしても、ケースが汚れていては衛生的ではありません。ケース内で繁殖した雑菌がレンズを介して眼障害を引き起こす恐れがあるためです。
レンズケースの保存液は毎回必ず捨てて、ケースも流水でよく洗いましょう。洗った後は水を切って、清潔な場所で自然乾燥します。また、ケースは定期的に新しいものに交換しましょう。
コンタクトのお手入れが重要な理由と注意点

疲れている日や忙しいときはコンタクトレンズのお手入れが面倒と感じるかもしれませんが、快適なコンタクトライフのためには日々のお手入れが欠かせません。ここでは、コンタクトレンズのお手入れが重要な理由と注意点を紹介します。
コンタクトの汚れは目のトラブルにつながる
コンタクトレンズによる目のトラブルで最も多い原因は「レンズの汚れ」です。コンタクトレンズは目に直接のせて使うため、涙に含まれるタンパク質や脂質、大気中のホコリといった汚れがレンズに付着します。
汚れたコンタクトレンズは装用感が悪いだけでなく、眼障害を引き起こすこともあります。目のトラブルを予防するために、正しいお手入れでレンズを清潔に保ちましょう。
眼科医の指示に従って使用することが大切
コンタクトレンズは目に直接装用する高度管理医療機器です。お手入れの方法が間違っていたり、お手入れをおろそかにしていたりすると、眼障害のリスクが高まります。眼科医に処方されたコンタクトレンズを使用し、装用方法やお手入れの仕方を守って正しく使いましょう。
眼科で定期的に検査を受けることも大切です。眼障害の多くは初期症状がほとんど出ないため、気づかないうちに病状が進行しているケースもあります。自覚症状がなくても定期検査を受け、目の健康状態を確認してもらいましょう。長期利用タイプのコンタクトレンズを使用している方は、汚れやキズの状態を見てもらうため、レンズも持参すると良いでしょう。
快適なコンタクトライフをめざすならアイシティ!

コンタクトレンズのつけ心地が気になる方や目が疲れるといった悩みがある方は、レンズを見直してみませんか。
アイシティは、プロによるカウンセリングとお得なプラン、充実のアフターサービスで快適なコンタクトライフをサポートします。ここでは、アイシティをおすすめする3つの理由を紹介します。
コンタクトのプロにいつでも相談できる
アイシティのお店にはコンタクトレンズの専門知識を持つ「瞳のプロフェッショナル」が常駐しており、コンタクトレンズに関する悩みや不安をいつでもお気軽にご相談いただけます。
丁寧なカウンセリングを通して、お客様のライフスタイルに合ったレンズ選びをお手伝いします。
アイシティでお得に便利にお買い物!
アイシティでは、コンタクトレンズをお得に便利に購入できるサービスやプランを多数ご用意しています。
アイシティが初めての方には「らくらくWeb登録」がおすすめです。来店前にご登録いただければ、店頭で書類を記入する手間がなく、初回限定の割引価格でコンタクトレンズを購入できます。
使い捨てコンタクトレンズを毎回お店で買うのは大変という方には、2回目以降のお買い物からご利用いただける「おトク定期便」や「ほしいとき便」がおすすめです。いずれも商品が自宅に届くため、店舗に足を運ぶ必要がありません。
「おトク定期便」は、店頭でお申し込みいただいた使い捨てコンタクトレンズをお得な価格で定期購入できます。
「ほしいとき便」は、店頭で購入した使い捨てコンタクトレンズを必要な量だけ追加購入できるプランです。
ハードコンタクトレンズには「アイシティ定額プラン」がおすすめです。毎月定額でハードコンタクトレンズをご利用いただけて、トラブル時には無料で新しいレンズに交換できます。
備えも大切!充実のアフターサービス
快適なコンタクトライフのためには、いざというときの備えも大切です。アイシティでは、長期利用タイプはもちろん、使い捨てタイプのコンタクトレンズにも充実したアフターサービスをご用意しています。
購入したコンタクトレンズが合わない、使えないといった場合も、交換・返品が可能です。アフターサービスの詳しい内容や交換・返品の条件は以下のページでご確認ください。
まとめ

コンタクトレンズの洗い方は、レンズの種類やケア用品によって異なります。目の健康を守るためには、コンタクトレンズの種類に合ったケア用品を使い、正しい方法でお手入れすることが大切です。
アイシティでは、専門店ならではの豊富な品ぞろえとお得なプラン、充実したアフターサービスでお客様のコンタクトライフを応援します。コンタクトレンズの購入や見直しをするなら、「瞳のプロフェッショナル」へぜひご相談ください。