# コンタクトの悩み・疑問
コンタクトが目の裏側に入らない理由を解説!レンズのずれ対策と対処法とは?
-
公開日│2024.07.31

装用したはずのコンタクトレンズが目の中に見当たらず、焦ったり困ったりした経験はありませんか。コンタクトレンズが目の裏に入って、取れなくなったらどうしようと不安に思う方もいるかもしれません。
しかし、コンタクトレンズは目の裏には入りません。今回は、コンタクトレンズが目の裏に入らない理由や装用中のレンズを見失ったときの対処法を解説します。
コンタクトレンズが目の裏に入らない理由

コンタクトレンズが目の裏に入らない理由は目の構造にあります。白目とまぶたの裏はつながって袋状になっており、目の奥は行き止まりです。このため、コンタクトレンズが目の裏側に入り込むことはありません。
ただし、装用中のコンタクトレンズがなんらかの理由でずれたり外れたりすることはあります。つけたはずのコンタクトレンズを見失ったら、落ち着いて目の中や周辺を確認しましょう。
コンタクトレンズの「ずれ」や「外れ」の6つの原因

コンタクトレンズがまぶたの奥へずれると、目の中で見つけられないことがあります。また、つけたつもりのコンタクトレンズが、実際は外れて落ちているケースも珍しくありません。そのようなときのために、コンタクトレンズがずれたり外れたりする6つの原因を確認しましょう。
目の乾燥×強いまばたき
装用中のコンタクトレンズは、目の表面を覆う涙の上に浮かんでいます。コンタクトレンズが簡単に落ちないのは、レンズと涙の間に表面張力が働いているためです。
しかし、目が乾燥しているとコンタクトレンズは目の上で安定しにくく、強いまばたきでずれたり、外れたりすることがあります。ドライアイで涙の質や量が不安定になるケースもあるため、目の乾燥や疲れが気になる方は眼科へ相談しましょう。
BCが合わないコンタクト×強いまばたき
コンタクトレンズのBC(ベースカーブ)と角膜のカーブが合っていないと、強いまばたきでレンズがずれたり外れたりすることがあります。BC(ベースカーブ)とは、コンタクトレンズ内面の曲がり具合を示す数値です。
角膜のカーブは個人差があり、目に合わないBC(ベースカーブ)のコンタクトレンズではうまくフィットしません。自分の目に合うBC(ベースカーブ)のコンタクトレンズを使うことが大切です。
目をこする・激しいスポーツ
コンタクトレンズは涙の表面張力によって目の上で安定する仕組みですが、装用中に目をこすると、まぶたの内側でコンタクトレンズがずれることがあります。
また、スポーツのときも、ぶつかった拍子にコンタクトレンズがずれたり外れたりすることがあるため注意しましょう。特に、ハードコンタクトレンズは接触の多い激しいスポーツには不向きです。
コンタクトレンズの裏表の間違え
コンタクトレンズの裏表を間違えて装用すると、目の上で安定せず、ずれたり外れたりしやすくなります。裏表の見分け方は、レンズを指先にのせたときおわん型になっていればOK、ふちが外側に反っていたら裏返しです。
また、レンズを軽くつまんで内側に丸まるなら問題ありません。逆に、レンズが反発して外側に広がるなら裏表逆です。裏表を判断しやすいレンズマーク入りのコンタクトレンズもあります。
コンタクトレンズの汚れ
レンズの汚れやくもりによって、コンタクトレンズがずれるケースもあります。汚れの主な原因は、化粧品や指先に残った脂質、涙液です。1Dayタイプ以外のコンタクトレンズは、外したら正しい方法でお手入れしましょう。
また、レンズに触れる前は必ず石けんで手を洗うことも大切です。メイクをするときは、化粧品の付着を防ぐため、コンタクトレンズを先に装用しましょう。
目のトラブル
目のトラブルが原因で、コンタクトレンズがずれたり外れたりしやすくなることもあります。装用中に充血やかゆみ、痛みなどの違和感があるときは、すぐにコンタクトレンズを外して眼科を受診しましょう。
眼障害は自覚症状がほとんどないまま進行するものも少なくありません。特に異常がない場合でも、定期的に眼科で検査を受けましょう。
コンタクトレンズがずれたときの正しい対処法

つけたはずのコンタクトレンズが目の中に見当たらずに、慌てた経験があるかもしれません。しかし、レンズが目の裏に入って取れなくなることはないと知っておけば、落ち着いて対応できるでしょう。ここでは、コンタクトレンズがずれたときの正しい対処法を解説します。
コンタクトレンズの取扱説明書に従ってずれを戻す
コンタクトレンズがずれてしまったら、取扱説明書に従ってずれを戻しましょう。無理に外そうとすると、爪や指先で目を傷つけたり、レンズが破損したりする恐れがあるため注意が必要です。
コンタクトレンズを見失ったときに慌てないように、あらかじめ取扱説明書をよく読んで、ずれの戻し方を確認しておくと安心です。
眼科を受診する
装用中のコンタクトレンズがどうしても見つからないときや、目に痛みや違和感があるときは、直ちに眼科を受診しましょう。
頻繁にずれたり外れたりする場合、コンタクトレンズが目に合っていない可能性もあります。目に合わないコンタクトレンズはトラブルの原因になるため、眼科を受診してフィッティング状態を確認してもらいましょう。
コンタクトレンズを快適に使うためのずれない・落ちない対策

コンタクトレンズがずれたり、外れて落ちたりするのが気になるなら、より快適に使うための工夫をしてみませんか。ここでは、コンタクトレンズのずれ・外れを防ぐ方法を紹介します。
乾燥しにくいレンズや装着液を利用する
コンタクトレンズ装用中に目の乾燥が気になるなら、装着液を試してみてはいかがでしょうか。装着時の快適さがアップする上、レンズに汚れがつきにくくなります。
コンタクトレンズを見直して、うるおい感が続くタイプに変えるという手もあります。なお、コンタクトレンズの種類を変更する際は眼科の処方(指示書等)が必要です。
汚れが心配なら1Dayタイプがおすすめ
コンタクトレンズに付着した汚れが取り切れないと、くもりやずれ、装用感の悪化の原因になります。
お手入れが苦手な方や汚れが心配な方には、1Dayタイプの使い捨てコンタクトレンズがおすすめです。1Dayタイプは一度外したら再利用できませんが、お手入れの手間がなく、毎回清潔なレンズを装用できます。
自分の目に合ったコンタクトレンズを購入するならアイシティ!

今使っているコンタクトレンズを見直すなら、アイシティにおまかせください。ここでは、自分の目に合うコンタクトレンズをお得に購入するために、アイシティおすすめ購入フローを紹介します。
コンタクトレンズの疑問や不安をプロに相談からスタート
コンタクトレンズを購入する際は、まずプロに相談するのがスムーズです。アイシティでは、「瞳のプロフェッショナル」が丁寧なカウンセリングを通してお客様の希望をお聞きします。コンタクトレンズがずれやすい方や、目の乾きやしょぼつき感がある方は、お気軽にご相談ください。
また、コンタクトレンズ専門店ならではの充実した品ぞろえもアイシティの強みです。コンタクトレンズのプロと一緒に、自分に合う商品を見つけましょう。
購入前は必ず眼科を受診しよう
瞳のプロフェッショナルのカウンセリングで希望のコンタクトレンズがイメージできたら、次は眼科を受診しましょう。
コンタクトレンズは高度管理医療機器に指定されているため、購入には眼科医の処方(指示書等)が必要です。眼科受診の際は、健康保険証を忘れずにお持ちください。
アイシティのお得で便利な購入方法を賢く活用しよう
アイシティを初めてご利用の方には、お買い物がお得でスムーズになる「らくらくWeb登録」がおすすめです。2回目以降の方にも、クーポンや「ほしいとき便」「おトク定期便」などのサービスをご用意しています。詳しくはアイシティ店頭でご相談ください。
また、アイシティでは使い捨てコンタクトレンズにも交換・返品保証をおつけしています。購入したレンズが使えなかった場合、パッケージを開封した後でも交換・返品が可能です。
まとめ

目の構造上、コンタクトレンズが目の裏に入り込んで取れなくなることはありません。ただし、目やレンズの状態によっては、装用中のコンタクトレンズがずれたり外れたりして、見当たらなくなることがあります。そういうときは無理に外そうとせず、落ち着いて目の中や周辺を確認しましょう。
コンタクトレンズが合わない、ずれやすいといった悩みがあるなら、お近くのアイシティへお気軽にご来店ください。コンタクトレンズの知識が豊富な「瞳のプロフェッショナル」がお待ちしています。