# コンタクト基礎知識
カラコンのDIAは何を示す数値?自分に合ったカラコンの購入方法も紹介
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公開日│2024.08.30

カラコンのパッケージには、レンズに関するさまざまな情報が記載されています。そのひとつが「DIA」です。DIAはダイアメーターと読み、自分に合ったカラコンを購入する上で重要な情報です。しかし、DIAが具体的に何を示す数値なのか分からないという方もいるのではないでしょうか。
この記事では、DIAの意味やカラコンを購入するときに意識したいポイント、おすすめの購入フローを紹介します。
カラコンのDIAとはどのような数値?

DIAはダイアメーターと読み、カラコンを含むコンタクトレンズの直径をmm単位で示した数値です。測定方法は一般的なコンタクトレンズとカラコンで違いはありません。
カラコンのパッケージに「DIA 14.2」や「DIA 13.8」と記載されているため、すでにカラコンを使っている方はチェックしてみましょう。数値が14.2なら、そのカラコンの直径は14.2mmということです。
カラコン選びでチェックしたいDIA以外の数値

自分に合ったカラコンを購入するには、DIA以外にも忘れずにチェックしたい数値がいくつかあります。ここでは、「着色部外形」「BC」「FC」「POWER」について、それぞれの数値が何を示すのか見てみましょう。
着色部外径
着色部外径は、カラコンの着色された部分の直径をmm単位で示した数値です。カラコン独自の数値で、一般的なコンタクトレンズには記載されていません。
「DIA 14.2」「着色部外径13.6」のカラコンの場合、レンズ全体の直径が14.2mmで、着色された部分の直径が13.6mmです。外周部の0.6mmは色が付いていません。
着色部外径は、瞳の印象を決める上で大きく影響します。カラコンを購入する際は、着色部外径の差によってどのような印象の違いがあるかを確認しましょう。
BC(ベースカーブ)・FC(フロントカーブ)
カラコンのBC(ベースカーブ)はレンズ内側の曲率半径、FC(フロントカーブ)はレンズ外側の曲率半径を示す数値です。数値が小さいほどカーブが急になります。
カラコンで広く使われているソフトレンズの場合、柔軟性が高い材質を使用しているため、そこまで多くの種類は用意されていません。
BC(ベースカーブ)は眼球に直接触れる部分の曲率半径を示しており、購入時は自分の角膜の形に適したカラコンを選ぶことが重要です。一方、FC(フロントカーブ)はBC(ベースカーブ)と屈折率から計算するため、過度に気にする必要はありません。
POWER・PWR・P・D・SPH(度数)
カラコンの度数は、「POWER(パワー)」「PW」「P」「D」「SPH」などと表記されます。
乱視補正用のカラコンには、乱視の度数としてシリンダー(CYL/CY)、軸度の数値としてアクシス(AX/AXS)なども記載されているため、製品パッケージをチェックしてみましょう。
カラコンのDIAやBCが目に合っていないとトラブルの原因になる
自分の目に合ったカラコンを購入する際は、DIAやBCが重要です。角膜のサイズやカーブの度合いは個人差があるため、DIAやBCの数値も異なります。
DIAやBCが自分の目に合っていないと、装用中にずれたり違和感を覚えたりすることがあります。装用しているカラコンに違和感がある方は、眼科を受診してカラコンが自分の目に合っているか、トラブルがないか確認しましょう。合わないカラコンを無理に装用し続けると、重い眼障害の原因になる恐れがあります。
自分の目に合ったカラコンのDIAを知る方法

カラコンを快適に装用し、目のトラブルを予防するには、自分に合った商品を購入する必要があります。ここでは、自分の目に合うカラコンを知るために、やっておきたい2つのことを紹介します。
眼科を受診して処方(指示書等)をもらう
カラコンは高度管理医療機器に指定されており、購入するときは眼科医の処方(指示書等)が必要です。眼科を受診して度数やDIA、BCといった数値と目の状態を検査してもらい、処方(指示書等)を受ければ、自分の目に合ったカラコンが購入できます。
店頭ではさまざまなカラコンが販売されていますが、自己判断での購入はおすすめできません。眼科医の処方(指示書等)はあなたの目に合う適切な商品を購入するために欠かせません。
使用中のカラコンに記載されている数値を確認する
すでにカラコンを使用している方は、パッケージの情報をチェックしましょう。パッケージには度数やDIA、BC、商品名といった情報が記載されています。パッケージが手元にない場合、レンズのブリスターケースに同様の情報が書かれているため、確認してみましょう。
購入時に覚えておきたいカラコンの種類

カラコンは「カラーレンズ」と「サークルレンズ」の2種類があり、装用したときの瞳の印象が大きく異なります。ここでは、カラーレンズとサークルレンズの特徴や違いを紹介します。
カラーレンズ
カラコンのうち、着色されている範囲がレンズの大部分に及ぶものをカラーレンズと呼びます。レンズが瞳全体を覆うため、印象が大きく変わるのが特徴です。
カラーレンズは、瞳のイメージを変えたい方に向いています。さまざまなメーカーが多種多様な商品を販売しているため、一度チェックしてみると良いでしょう。
サークルレンズ
レンズの輪郭部分のみ着色しているカラコンをサークルレンズと呼びます。装用することで、虹彩の輪郭をはっきりさせるのが特徴です。
自然で印象的な仕上がりにしたいなら、自分の虹彩に近いカラーの商品を購入すると良いでしょう。印象的な瞳を演出したい方におすすめです。
これからカラコンを購入するならアイシティへ

多種多様なカラコンから自分の目に合った商品を購入したい方は、コンタクトレンズ専門店のアイシティにご相談ください。
コンタクトレンズを熟知したプロが念入りに状況をヒアリングし、お客様に合ったカラコンを提案します。ここでは、アイシティでカラコンを購入する3つのメリットを紹介します。
カラコン選びのコツをプロに相談できる
カラコンは多種多様で、選ぶのが難しいと感じる方もいるのではないでしょうか。アイシティのお店には、コンタクトレンズに関する専門知識が豊富な「瞳のプロフェッショナル」が常駐しており、ひとりひとりの悩みや疑問をヒアリングしてカラコン選びをサポートします。眼科受診前にプロに相談することで、スムーズに購入できるでしょう。
アイシティが初めての方は、来店後の手続きがスムーズになる「らくらくWeb登録」をご利用ください。事前にオンラインで登録することで、店頭での書類の記入が不要となり、カラコンを割引価格で購入できます。
便利な立地で購入までがスムーズ
アイシティの店舗は駅前やショッピングセンターなど、アクセスしやすい場所にあります。お近くのアイシティを探す際は「店舗検索」をご利用ください。
また、近隣に眼科があるため、受診して処方(指示書等)を受け、購入するまでの流れがスムーズです。ただし、一部店舗では、近隣に眼科がない場合があります。眼科での検査料は、カラコンの購入費用とは別途必要です。
充実のアフターサービスで安心のカラコンライフを
購入後のアフターサービスが充実しているのも、アイシティの魅力です。商品によってアフターサービスの内容は異なりますが、カラコンが合わなかったり使えなかったりした場合、開封後でも交換・返品が可能です。詳しくは下記のページでご確認ください。
まとめ

カラコンのDIAはダイアメーターと読み、レンズの直径をmm単位で表した数値です。他にもBCや度数といった数値があり、それぞれ個人差があります。自分の目に合ったレンズは、快適にカラコンを使用し、トラブルリスクを減らす上で欠かせません。
数あるカラコンの中から自分に適した商品を購入するには、まずはプロに相談してから眼科を受診し、処方(指示書等)を受けるのがおすすめです。
アイシティでは、瞳のプロフェッショナルがお客様に合ったカラコン選びをサポートします。カラコンの購入を考えている方は、ぜひアイシティにご相談ください。