# コンタクトはじめて
【初心者向け】コンタクトレンズの基礎知識|特徴や購入方法を紹介
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公開日│2024.10.31

コンタクトレンズの購入を検討しているものの、「レンズの種類が多いから、どれを選ぼうか悩んでいる」「どのように購入するか知りたい」といった方もいるのではないでしょうか。
この記事では、コンタクトレンズ初心者が知っておきたい情報を詳しく紹介します。コンタクトレンズの種類や用語を正しく理解して、快適なコンタクトデビューをめざしましょう。
初心者が知っておきたいコンタクトレンズの種類

コンタクトレンズは、ソフトレンズとハードレンズの2種類があります。それぞれ異なる素材でできており、着け心地や特性に差があるレンズです。ここでは、ソフトレンズとハードレンズ、それぞれのメリット・デメリットや特徴を紹介します。
【ソフトレンズ】違和感が少なくずれにくい
メリット | デメリット |
---|---|
・長期利用タイプと使い捨てタイプの両方がある ・装用時の違和感が少ない ・ずれにくい | ・比較的乾燥しやすい ・1日当たりのコストが高くなりやすい(長期利用タイプ同士を比較した場合) |
ソフトレンズは柔らかくて水分を含むプラスチックを使用しているため、装用時の違和感が少なく、ずれにくいのがメリットです。
また、長期利用タイプだけでなく1Day・2Week・1Monthといった使い捨てタイプのラインアップも豊富で、使用頻度に適したレンズを選べます。一方、長時間装用していると乾燥しやすいのがデメリットです。
ソフトレンズは、スポーツで激しく動く方や使用頻度が少なく使い捨てタイプを検討している方に向いています。慣れるのが早く、コンタクトレンズ初心者向けといえるでしょう。
【ハードレンズ】酸素をよく通して装用時の負担が少ない
メリット | デメリット |
---|---|
・乱視の補正力が高い ・視界がクリアになりやすい ・1日当たりのコストが安い | ・慣れるのに時間がかかる ・長期利用タイプしか存在しない |
ハードレンズは硬いプラスチックでできたコンタクトレンズです。見え方が安定していて、乾燥しにくいというメリットがあります。まばたきをするたびにレンズ本体が動いて角膜に必要な酸素を供給するため、比較的目の負担が少ないレンズです。
一方、装用時の違和感があり、慣れるまでに時間がかかります。また、長期利用タイプのみのラインアップで、装用頻度が低い場合は1日当たりのコストが高くなるでしょう。
初心者が知っておきたいコンタクトレンズに関する用語・知識

コンタクトレンズのパッケージや眼科医の処方(指示書等)には、レンズに関するさまざまな情報が記載されています。専門的な用語で、正確に理解するには知識が必要です。ここでは、コンタクトレンズを正しく知るために覚えておきたい用語や知識について解説します。
コンタクトレンズの各部名称
コンタクトレンズのパッケージには、仕様が細かく記載されています。中でも、特に覚えておきたい用語は以下の通りです。
用語 | その他の表記 | 意味 |
---|---|---|
BC(ベースカーブ) | コンタクトレンズ内側の曲率半径 | |
PWR(パワー) | P D SPH | コンタクトレンズの度数 |
DIA(ダイアメーター) | コンタクトレンズの直径 | |
CYL(シリンダー) | CY | 乱視の度数 |
AX(アクシス) | AXS | 乱視の軸度 |
ADD(アディション) | 加入度数 |
上記はいずれもそれぞれの目に合ったコンタクトレンズを選ぶために欠かせない情報です。記載された用語の意味を正しく理解するためにも、この機会にチェックしておきましょう。
含水率
コンタクトレンズが含む水分の割合を百分率で示した数値が含水率です。ソフトレンズにのみ記載される数値で、ハードレンズは水分をほとんど含まないため書かれていません。含水率はコンタクトレンズの柔らかさや装用したときの感触に影響します。
酸素透過係数/酸素透過率
コンタクトレンズにおける酸素の移動しやすさを示した数値が酸素透過係数(DK値)と酸素透過率(DK/L値)です。酸素透過係数は、レンズ内で移動できる酸素の量を示す拡散係数とレンズ内に入る酸素の量を示す溶解度係数から算出します。
酸素透過率は、酸素透過係数をレンズの厚さで割って算出した数値で、レンズがどの程度の酸素を通過するかを示すものです。目は酸素を必要とするため、酸素透過率が大きいコンタクトレンズは目の負担が小さいといえます。
コンタクトレンズ購入前に眼科の受診が必要な理由

コンタクトレンズを購入する際は、眼科を受診して処方(指示書等)を受ける必要があります。なぜ眼科医の処方(指示書等)が必要なのか疑問に感じる方もいるでしょう。ここでは、コンタクトレンズ購入前に眼科を受診することが重要といわれる理由を2つ紹介します。
目の状態を正しく把握する必要があるため
目の状態には個人差があり、ひとりひとり異なります。そのため、目のトラブルを防ぐには、眼科医の診察を受けて適切なコンタクトレンズを使用することが大切です。
コンタクトレンズは、度数はもちろん、BC(ベースカーブ)やDIA(ダイアメーター)も自分に合ったレンズを選ばなくてはなりません。目の状態をきちんと確認して適切なコンタクトレンズを購入するためにも、眼科医の処方(指示書等)が必要です。
装用時間を含めた使い方が人によって異なるため
コンタクトレンズの装用時間や交換のタイミングも人によって異なるため、目の状態を細かくチェックしてもらい、指示された装用時間を守ることが大切です。
コンタクトレンズは高度管理医療機器で、使用方法を間違えると目のトラブルにつながります。深刻な眼障害を防ぐためにも、きちんと眼科を受診して処方(指示書等)を受けることが重要です。
初心者におすすめ!コンタクトレンズの購入を考えているならアイシティへ

コンタクトレンズ初心者が自分に合ったレンズを購入するには、専門家によるサポートが欠かせません。これからコンタクトレンズを使い始める方は、ぜひアイシティにご相談ください。ここでは、アイシティでコンタクトレンズを購入するメリットを紹介します。
疑問や不安・悩みを解消できるようにプロがサポート
アイシティの各店舗には、コンタクトレンズを熟知した専門家「瞳のプロフェッショナル」が在籍しています。瞳のプロフェッショナルにご相談いただければ、ひとりひとりの悩みやライフスタイルに合ったコンタクトレンズ選びをサポートします。
初めてアイシティを利用する方は、来店前のらくらくWeb登録がおすすめです。事前に登録しておくことで、当日の手続きをスムーズに進められます。
相談後の眼科受診・コンタクトレンズ購入がスムーズ
多くのアイシティ店舗の近くには眼科があり、眼科受診とコンタクトレンズ購入をスピーディーに済ませられるのもメリットです。また、店舗は駅前やショッピングセンター内といった便利な場所にあります。
アイシティの公式Webサイトでは、近くの店舗を検索可能です。まずは自宅や職場の近くに店舗がないか探してみることをおすすめします。
安心のコンタクトライフに欠かせないアフターサービスが充実
コンタクトレンズを使用していると、レンズが合わなくなったり破損したりといったトラブルに直面することがあります。アイシティでは、長期利用タイプだけでなく、使い捨てタイプのコンタクトレンズにもアフターサービスを提供しているのが魅力です。
長期利用タイプのコンタクトレンズはレンズの調整・交換、使い捨てコンタクトレンズは一定枚数以上が残っていれば開封後でも交換・返品ができます。安心してコンタクトレンズを使いたい方は、ぜひアイシティをご利用ください。
まとめ

コンタクトレンズを適切に使用するには、正しい知識に基づいて自分に合ったレンズを選ぶ必要があります。しかし、コンタクトレンズ初心者がレンズごとの特徴を正しく理解するのは難しいでしょう。
これからコンタクトレンズを購入する方は、眼科を受診する前にぜひアイシティにご相談ください。アイシティの店舗にはコンタクトレンズの専門家「瞳のプロフェッショナル」が在籍しており、ひとりひとりに合ったレンズ選びをサポートします。