# コンタクトケア方法
カラコンの正しい保存方法とは?洗浄方法やお手入れに必要なものも紹介
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公開日│2025.2.28

カラコンを初めて購入する方の中には、使用後の保管方法をどうすればいいのか分からず迷っている方もいるのではないのでしょうか。カラコンを衛生的に使用するには、日々のお手入れと正しい方法による保存が欠かせません。
この記事では、開封前・開封後のカラコンの保存方法を紹介します。正しく保存して、目のトラブルやカラコンの劣化・破損を防ぎましょう。
【状態別】カラコンの正しい保存方法

カラコンは開封前後で適切な保存方法が異なります。特に1Day使い捨てタイプ以外のカラコンは、開封後に保存するためのケア用品が必要なため、購入したカラコンに合った商品を購入する必要があります。ここでは、カラコンの正しい保存方法を開封前・開封後に分けて紹介します。
【開封前】箱に入れたまま直射日光が当たらない場所で保存する
開封前のカラコンは箱に入れたままの状態で、直射日光が当たらず、極端な高温・低温を避けられる場所に保存します。紛失を防ぐためにも、扉がついた収納や引き出しで保存するのがおすすめです。
カラコンを箱から出さずに収納すれば、レンズがばらばらに散らかることもなく、箱に書かれたレンズの情報をスムーズに確認できます。複数のカラコンを使用している場合や左右で度数が異なる場合は、間違えないようにパッケージに印を付けておくと取り違えを防げるのでおすすめです。
【開封後】お手入れ後にレンズケースに入れて保存する
開封後・装用後のカラコンを保存するときは、レンズケースが必要です。取り外した後はお手入れしてからレンズケースに収納し、レンズケースにケア用品を満たした状態で保存します。お手入れ方法はケア用品によって異なるため、使用前にチェックしておきましょう。
なお、1Dayタイプのカラコンはいったん外すと保存できないため、レンズケースは不要です。衛生的に使用する上で、レンズケースのお手入れや定期的な交換も欠かせません。
カラコンを正しく保存するために用意しておきたいアイテム

開封後のカラコンを正しい方法で保存するには、いくつかのアイテムが必要です。いずれも自分のカラコンに合ったものを一緒に購入しましょう。ここでは、カラコンを購入するときに併せて用意したいアイテムを2つ紹介します。
洗浄・保存に使用するケア用品
装用後のカラコンを洗浄・保存するには、ケア用品が必要です。カラコンはソフトレンズの一種で、お手入れには以下のケア用品を使用します。
- H2O2(過酸化水素):過酸化水素でレンズをリフレッシュする「こすり洗い+つけおき」タイプ
- MPS(マルチ・パーパス・ソリューション):1液で完了する「こすり洗い」タイプ
- ポビドンヨード:すべてのソフトコンタクトレンズに使える「つけおき」タイプ
ケア用品がないと、開封後のカラコンは保存できません。初めてカラコンを使用するときは、ケア用品も忘れずに購入しましょう。使い方はケア用品によって異なるため、商品の説明書を確認して使用することが大切です。
ケア用品について、詳しくは以下のページもご覧ください。
カラコンを入れるレンズケース
開封後のカラコンはケア用品を満たしたレンズケースに保存するため、レンズケースが不可欠です。ケア用品があってもレンズケースがなければ保存できないため、カラコンとセットで用意しましょう。なお、レンズケースは半年~1年程度で新しいものに交換する必要があります。
カラコンを保存するときに意識したいこと

劣化による破損や汚損を防ぐために、カラコンを保存する際に意識したいことがあります。ここでは、カラコンの保存方法に関する注意点を5つチェックしましょう。正しい方法でお手入れ・保存し、目やレンズのトラブルを防ぐことが大切です。
保存前に正しい方法で洗浄する
カラコンは保存前にきちんと洗浄しましょう。ハンドソープや石けんで手を洗ってからカラコンを外し、ケア用品のマニュアルに記載された方法で洗浄します。なお、カラコンを含むソフトレンズは、洗浄に水道水を使用できません。
洗浄後はレンズケースにケア用品を規定量入れ、その中にカラコンを入れて保存します。より詳しいお手入れの方法を知りたい方は、以下の記事も併せてチェックしましょう。
カラコンに使用できるケア用品を選ぶ
お手入れ・保存に使用するケア用品は、カラコンに使えるかどうか確認してから購入しましょう。ケア用品の中にはカラコンに使えない商品があるためです。
パッケージの注意書きを確認し、「カラコンに使用不可」といった内容が記載されていないか確認します。カラコンに使える商品か分からないときや、どのケア用品を選べば良いか悩んだときは、販売店のスタッフに尋ねるのもおすすめです。
レンズケースのお手入れを忘れない
カラコンのお手入れは欠かさなくても、レンズケースのお手入れを忘れるケースがあるため注意しましょう。カラコンを衛生的に使用するには、レンズケースのお手入れも必要です。
毎回の使用後には流水でレンズケースを洗い、ほこりや汚れがつきにくい場所で乾燥させましょう。レンズケースの定期的な交換も必要です。
1Dayカラコンはお手入れ・保存が不要!
カラコンのお手入れが面倒だと感じる方には、1Dayタイプの使い捨てカラコンがおすすめです。使用する直前にブリスターケースから出して装用し、外した後はそのまま処分するため、お手入れは必要ありません。1Dayタイプのみを使用するならケア用品を購入しなくて済むのもメリットです。
また、装用頻度が1週間に2回~3回と低い方であれば、2Weekタイプよりコストがかかりません。装用頻度が高い方は2Weekのような長期利用タイプのほうがコストパフォーマンスに優れますが、お手入れの手間とコストを比較して検討することが大切です。
なお、1Dayタイプのカラコンは開封したその日に装用してから外すまでの間しか使用できず、いったん外すと再装用できません。
これからカラコンを購入するならアイシティにご相談を!

カラコンの種類は多種多様なため、初めてカラコンを購入する方はどれを選べば良いか迷うのではないでしょうか。カラコン選びに関して悩みを抱えている方は、ぜひアイシティにご相談ください。ここでは、アイシティをご利用いただくメリットを紹介します。
コンタクトレンズの専門家に相談しながら選べる
アイシティの店舗には、コンタクトレンズやカラコンを熟知した「瞳のプロフェッショナル」が在籍しています。ひとりひとりの使用目的をヒアリングした上で、それぞれに適したカラコン選びのサポートが可能です。
プロのアドバイスを受けることでより自分に合ったカラコンを選びやすくなるでしょう。カラコンと併せて、必要なケア用品についても相談できます。
なお、初めてアイシティで購入する方は、来店前にらくらくWeb登録を利用することで店頭での手続きがスムーズになります。時間を有効活用したい方は、ぜひご活用ください。
購入後のアフターサービスも充実している
カラコンを使っているうちに、違和感を覚えたり目に合わなくなったりすることがあります。カラコンが破損することもあるでしょう。アフターサービスが充実した店舗で購入すれば、安心して相談できます。
アイシティはアフターサービスにも力を入れており、長期利用タイプの度数変更だけでなく、使い捨てカラコンではパッケージ開封後の交換・返品にも対応しているのが特徴です。購入後のトラブルに不安を感じている方は、ぜひアイシティでの購入をご検討ください。
まとめ

カラコンを清潔な状態に保ち、目のトラブルを防ぐためにも、正しいお手入れと保存が大切です。ケア用品によってお手入れ方法や保存方法が異なるため、商品の説明書をきちんと確認すると良いでしょう。
初めてカラコンを購入する際に、お手入れや保存方法、カラコン選びのポイントが分からない方はアイシティにご相談ください。アイシティ店頭では瞳のプロフェッショナルが使用目的に応じてあなたに合うカラコン選びをサポートします。