# コンタクトの悩み・疑問
コンタクトレンズを使用する際の9つの注意点|目のトラブルを防ぐには?
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公開日│2025.04.09

コンタクトレンズは高度管理医療機器であるため、正しい使用方法を守らないと目のトラブルにつながる恐れがあります。目のトラブルは初期症状が出にくく、気づかぬ間に進行して眼障害が発症するケースも珍しくありません。
しかし、初めてコンタクトレンズを使用する方の中には、何に注意したら良いか分からない方もいるのではないでしょうか。
この記事では、コンタクトレンズを正しく使用するために知っておきたい9つの注意点を紹介します。大切な目を守るために、ぜひ参考にしてください。
コンタクトレンズを使用する際の9つの注意点

コンタクトレンズは高度管理医療機器であり、正しい使用方法を守らないと目のトラブルにつながる恐れがあります。ここでは、コンタクトレンズを購入・使用する前に知っておきたい注意点を9つピックアップして紹介します。
1.眼科で「処方(指示書等)」を受け取る必要がある
自分の目に合ったコンタクトレンズを購入するには、眼科で検査を受け、処方(指示書等)を受け取ることが必要です。自分の目に合わないレンズを使用すると、目の健康を損なうリスクがあります。検査を受けて、自分の目の状態を把握し、適切なレンズを購入しましょう。
また、コンタクトレンズは高度管理医療機器に分類されており、正しい使用方法を守る必要があります。説明書をよく読み、不明点があれば眼科医に相談しましょう。
2.「使用期間」「使用期限」を守る
コンタクトレンズの使用期間とは、開封後に使用できる日数のことです。使い捨てコンタクトレンズは「1Dayタイプ」「2Weekタイプ」「1Monthタイプ」と使用期間が決まっています。
1Dayタイプは一度外すと開封したその日でも再装用できず、2日以上は使用できません。2Weekタイプは2週間、1Monthタイプは1か月間、同じレンズをお手入れしながら繰り返し使用できます。
一方、使用期限は未開封の状態で品質が保証される期限です。レンズの箱やパッケージに記載された「EXP」が使用期限です。なお、コンタクトレンズの洗浄液やケア用品にも使用期限があります。目のトラブルを防ぐためにも、使用期間と使用期限が過ぎた商品は使わないようにしましょう。
3.初めてのコンタクトレンズは「慣らし期間」がある
コンタクトレンズを購入しても、最初から長時間使用できるわけではありません。最初は短い装用時間からスタートし、徐々に時間を延ばしていく「慣らし期間」が必要です。
慣らし期間には個人差がありますが、一般的にソフトレンズが1週間前後、ハードレンズが2週間前後とされています。慣らし期間中に目の異変を感じたら、すぐに使用を中止して眼科を受診しましょう。また、1日に装用できる時間も個人差があるため、眼科でご確認ください。
4.コンタクトレンズを装用してはいけないシーンがある
コンタクトレンズを外したほうが良いシーンのひとつが睡眠時です。睡眠時にコンタクトレンズを装用したままだと、角膜に必要な酸素が不足して目のトラブルにつながる恐れがあります。連続装用タイプでない限りは、仮眠やうたた寝といった短い睡眠時間でもコンタクトレンズを外すことが大切です。
また、入浴や水泳のときもコンタクトレンズを外しましょう。水や石けんが目に入ると、目を痛めたりレンズが使用できなくなったりするリスクがあります。眼科医の指示に従い、使用方法を守りましょう。
5.コンタクトレンズの付け外しには正しい順番がある
コンタクトレンズは、化粧をする前に装用するのが基本です。洗顔して、コンタクトレンズを装用した後に化粧をすることで、レンズに化粧品や日焼け止めが付着するのを防げます。
一方、コンタクトレンズを外すのは化粧を落とす前です。手に化粧品やクレンジング剤が付着したままレンズを触らないよう注意しましょう。
6.1Dayタイプ以外はお手入れが必要
1Dayタイプ以外のコンタクトレンズは、同じレンズを繰り返し使用するため、毎回使用後にお手入れが必要です。お手入れをせずに汚れが蓄積したレンズを使用すると、目の炎症や感染症を発症する恐れがあります。また、レンズだけでなく、レンズケースもしっかりとお手入れする必要があります。
7.ソフトレンズのお手入れで水道水は使えない
ハードレンズは雑菌の繁殖が少ないため、水道水ですすぎ洗いが可能ですが、ソフトレンズは水道水が使えない点に注意が必要です。ソフトレンズには、専用の溶液やコンタクトレンズ用人工涙液を使用しましょう。
なお、ハードレンズでも、海外では水道水を使用しないのが無難です。国によって水質や衛生面に差があるため、海外旅行の際は精製水を持参すると良いでしょう。
8.異物感や違和感があるときは使用を中止して眼科を受診する
コンタクトレンズを正しく使用していても、異物感や違和感、視界がぼやけるといった異変を感じたら、使用を中止して早めに眼科を受診することが大切です。眼障害は初期症状が分かりにくく、気づかぬ間に進行していることがあります。重大なトラブルになる前に、眼科を受診して異変の原因を特定しましょう。
9.眼科で定期的に目の検査する
目のトラブルや異変がなくても、眼科で定期検診を受けましょう。視力や目の状態は、コンタクトレンズ購入時から変化していることも少なくありません。目に合わないレンズを使用し続けると、負担がかかったり疲れやすくなったりします。3か月に一度を目安に、眼科を受診するのがおすすめです。
トラブルを防ぐコンタクトレンズの購入手順

ここでは、コンタクトレンズを初めて購入する方や新しいレンズに買い替える方に向けて、失敗しない購入手順を紹介します。以下の手順で購入すると、安心してコンタクトレンズを使用できるため、ぜひ参考にしてみてください。
まずは瞳のプロに相談する
コンタクトレンズを購入する際は眼科の受診が必要ですが、その前にコンタクトレンズのプロに相談しましょう。コンタクトレンズ専門店には知識が豊富なスタッフが在籍しており、コンタクトレンズに関する疑問や悩みを相談できます。
どのようなレンズの種類があるか、注意点は何かなど、疑問や不安を解消することで安心して購入へと進めます。
眼科を受診する
眼科を受診して「処方(指示書等)」を受け取ります。受診する際は、健康保険証と受診料を忘れないようにしましょう。受診料は眼科によって異なりますが、一般的には1,000円~1,500円程度です。詳細が知りたい方は、眼科に直接お問い合わせください。
コンタクトレンズ専門店で購入する
眼科で受け取った「処方(指示書等)」をコンタクトレンズ専門店に持参して、自分の目に合うコンタクトレンズを購入します。
コンタクトレンズはネット通販でも買えますが、店舗で直接購入するのがおすすめです。スタッフと相談しながらレンズを選ぶことで失敗を防げるだけでなく、コンタクトレンズを当日受け取れば、すぐに使用を開始できます。
コンタクトレンズの相談&購入は「アイシティ」が便利!

コンタクトレンズに関する疑問・不安がある方や自分の目に合ったコンタクトレンズを購入したい方は、アイシティをご利用ください。コンタクトレンズ専門店のアイシティは、お得な購入割引や充実したアフターサービスが魅力です。ここでは、アイシティをおすすめする理由について解説します。
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アフターサービスが充実しているから安心
アイシティでは、購入した使い捨てコンタクトレンズが「合わなかった」「使えなかった」という場合、パッケージ開封後でも交換・返品が可能です。また、長期利用タイプのコンタクトレンズの場合、購入日から1年以内であれば何度でも調整・交換が可能です。
2回目以降の購入では「ほしいとき便」と「おトク定期便」の2つのサービスが利用できます。「ほしいとき便」は、コンタクトレンズが欲しいときに必要な数だけ割引価格でネット注文できるサービスです。
「おトク定期便」は、コンタクトレンズを割引価格で定期購入できます。買い忘れが心配な方は、定期的に自宅に届く「おトク定期便」をご利用ください。なお、「おトク定期便」を利用する際は、初回のみ店頭で購入・申し込みが必要です。
まとめ

コンタクトレンズは目に直接装用する高度管理医療機器のため、使用に関する注意点がいくつかあります。特に装用方法やお手入れに関する誤った認識は、目のトラブルにつながるため危険です。コンタクトレンズを安心して長く使い続けるためにも、正しい知識を身につけましょう。
コンタクトレンズに関する注意点を知りたい方やコンタクトデビューに不安のある方は、ぜひアイシティの店舗に足をお運びください。瞳のプロフェッショナルがあなたの悩みや不安に寄り添い、丁寧にアドバイスします。